2020-01-01から1年間の記事一覧

にわか師が選ぶ2020年JRA重賞 ベスト5

毎年恒例(の割にはレインボーライン引退はじめ印象深いレースの多かった2018年はやってない)こちらのランキング。疫病のおかげで我が国のみならず世界全体がメチャクチャにされ、しかもその騒乱は翌年以降も継続しそうで滅入ってしまう情勢ではあるが、数…

2021クラシックへの道㉝ グレナディアガーズ初勝利(2020.11.7)

この日も前週に引き続き東京現地観戦。 思い出されるのは、現地の重賞でやられてしまい意気消沈していたところ、ターフビジョンで観た阪神の重賞で息を吹き返したこと。さあこの2つのレースから年末の大一番で躍動する者は出てくるのかと大いに注目もしたの…

2020 中山大障害・阪神カップ・東京大賞典 感想戦

古馬と若駒、それぞれの頂上決戦に胸熱くした令和2年最終週。それだけでなく、予想記事は上げられていなかったが、障害の頂上決戦に、ジャパンワンじゃないよジーワンだよのダート頂上決戦、更にはスーパーGⅡなんて呼ばれたりもする快速馬たちのほぼ頂上決…

2020 ホープフルステークス 感想戦(2021クラシックへの道)

有馬記念で大団円となった今年の中央競馬。 ネット購入分だけでみれば収支プラスという快挙まで成し遂げた。(現地の紙馬券はまあレジャー代みたいなものなので……) ああ良かった良かった、さあ来年だ金杯だ、この勢いでお年玉ゲットだぜぃ。といきたいとこ…

2020 有馬記念 感想戦

ウインズ後楽園までレープロを貰いに出向き、おにぎりやら豚汁やらお菓子やら買い込んで帰宅したのはもう昼過ぎ。 現地観戦が叶わなかった今年の有馬デー、勝負は大一番のみと定めていたゆえ、競馬中継は流してはいるものの食事をしたり洗濯物を畳んだりなど…

2020 有馬記念 予想

色々あった土曜競馬であったが、それを振り返るのは明日という日が過ぎた後のこと。 今はただ、最終決戦に向きあうのみ。己の想いと知恵と直感と、全てをなけなしの福沢諭吉に込めて。 ◆有馬記念 ◎⑨クロノジェネシス ◯⑬フィエールマン ▲⑩カレンブーケドール …

2020 ホープフルステークス 予想

泣いても笑っても今年の開催最終週。 秋口のごく一時期だけ好調期もあったが、今年通してまあひどい有様。とりわけGⅠで的中にありついたのは五本の指どころか、蟹でも片手で数えられるほど。 オーラス大逆転となるか、傷口を広げて令和二年は世間も馬券も暗…

2021クラシックへの道㉜ メモリアル・デイ(2020.11.1)

いよいよ有馬記念の枠順が決まり、今年は土日でダブルGⅠとなることもあって、もうこの週末へと全身全霊を注がなければならないところ、なぜかアーモンドアイがGⅠ8勝の記録を打ち立てた日の2歳戦を回顧とか。 11/1(日) ◆東京3R 2歳未勝利 芝2000 晴 良①…

2021クラシックへの道㉛ ソダシ快進撃、その裏で……(2020.10.31)

この日は夏の札幌で史上初の白毛の芝重賞ウイナーとなったソダシがアルテミスSでも快勝し、いよいよ本物だぞコレはと皆が観るようになった日である。 ちなみに自分も今年初の現地競馬となり、その勇姿を目撃している。他にもコイツは次が楽しみだぞと思える…

2020 ターコイズステークス 感想戦とアーモンドアイ引退式

昨年に続き、ターコイズSの日は中山現地参戦。一年ぶりに私鉄やらメトロやらJRやら乗り継いで向かった船橋法典は非常に遠かった。 通路の写真パネルが一部リニューアル。 偉大な彼も仲間入り。 パドック周りなんかはカメコの人たちが大挙陣取っているものの…

2020 朝日杯フューチュリティステークス 感想戦(2021クラシックへの道)

少し前までは朝日杯FS上位組といえばクラシックでも有力だったようだが、ホープフルSがGⅠになって以来、クラシック志向の強い馬はそちらに向かうようになってきた。中には使い分けもあるかもしれないが、こちらに出てくるのは、既にマイル路線に狙いを定めて…

2020 朝日杯フューチュリティステークス 予想

昨晩は夜中まで起きていて、十分な睡眠もとれぬまま朝起きて中山に行き、身ぐるみ剥がされそうになり命からがら帰宅。 疲れ果ててしばしうたた寝してしまい、気がつけばもう一日の締めの時間。ちゃんと電気を消して本格的に眠りにつきたいところではあるが、…

2020 ターコイズステークス 予想

下半期のGⅠシーズン、そして今年の中央競馬もついにあと2週を残すのみ。いつでもそうだが凶悪でさえある速さで時間が過ぎ去っていくことに戦慄が走る。そんな土曜日、当方は稀代の名牝の引退式が執り行われる中山競馬場へと参戦のはこび。 翌週の先行抽選は…

2021クラシックへの道㉚ この日福永が乗った三冠馬がコントレイルだけとは限らない(2020.10.25)

競馬ファンならみんな知っている。この日、福永祐一とともに淀のターフで輝きを放ったのはコントレイルだけではないことを。 今はまだごく小さい輝きで、或いはすぐに消えてしまうかもしれないが、これから大きく育っていき、一年後には仁川の地で偉大なレジ…

2021クラシックへの道㉙ 良血はつらいよ(2020.10.24)

この日はニワカの自分でも名前はよく知っていたり、何だったら肉眼でその走りを目撃していたりといったスターホースの弟やら妹やら子どもやらが参戦。 馬たち自身が偉大な身内を持つとやりづらいなとか思ったりはしないだろうが、こちらとしては親兄姉の勇姿…

2021クラシックへの道㉘ 伝説の幕開け(2020.10.18)

もう二ヶ月ほど前となる秋華賞デー。 改めて振り返ると、デアリングタクトが無敗の三冠を達成したこの日から、JCの三強対決までの約一月半、これは競馬史に永遠に刻まれる伝説の期間だったことは間違いない。真っ只中にいたときはいっぱいいっぱいでそこまで…

2021クラシックへの道㉗ ディープ・祐一・隼人(2020.10.17)

もう2歳馬の頂上決戦も一つ終わってしまったというのにいまだ10月半ば分。 てか、レース数的に1日分で1記事になっている状況下、毎週最低3記事は書かねば永久に追いつくことはないわけで。厳。 10/17(土) ◆東京2R 2歳未勝利 芝1600 雨 稍⑬アカイトリ…

2020 中日新聞杯他 感想戦

かつて、自分が崖っぷちではなく崖の下に落ちていることに気づいてなかったという人がいたが、まさか己もそうだったとは。 ぼちぼち雲行きが怪しくなってきたな、ヤバイなと思っていたのだが、よくよく考えたらここどん底なんじゃね?と。 馬券も人生も。 ◆…

2020 阪神ジュベナイルフィリーズ 感想戦(2021クラシックへの道)

世の中はままならないもの。今年はそれを強く思い知った一年だったが、最大の不条理は昨年以前からしばしば発生する日曜出社であることは論を俟たない。 若駒たちによる本当に素晴らしいレースをリアルタイムで見れず、休憩時間にVTRをスマホの小さな画面で…

2020 阪神ジュベナイルフィリーズ 予想

若き乙女たちの、あくまで現時点のという枕詞は付くが、頂上決戦。 ここを勝ち、最初に女王の称号を手にするのはかの見栄え美しい才媛か、それともあの名手が操るじゃじゃ馬姫か。はたまた秘めた力がまだ知れ渡っていない女傑が名乗りを上げるか。クラシック…

2020 中日新聞杯 予想

もう週末を迎えれど先週の失態によるダメージからまだ回復しきっていない。 競馬でやらかした分は競馬で取り戻さねばならないということで。やったるぞと懸命に克己して今週も挑む。 ◆中日新聞杯 ◎①サトノガーネット ◯⑥トリコロールブルー ☆⑩デンコウアンジ…

2021クラシックへの道㉖ 伝説ではない新馬戦(2020.10.11)

毎日王冠でサリオスが勝ち、3歳世代はコントレイルのみにあらずと高らかに名乗りをあげ、来るべきGⅠへの期待を大きく膨らませたあの日。もはや感じるのは懐かしさ。 そんな日にデビューしたり勝ち上がったりした若駒たちはどんなんだったかしら。 10/11(日…

2021クラシックへの道㉕ 専用機か汎用機か(2020.10.10)

もう師走も半ばに差し掛かり、このシリーズをリアルタイムに追いつかせるのもほぼ絶望的なのだがめげすに回顧。 時は丁度二ヶ月前の秋の東京・京都の開幕週、いきなり東西とも雨に祟られ、不良で時計も掛かる過酷な馬場で競い合っておったそうな。 10/10(土…

2020 ステイヤーズステークス・チャレンジカップ 感想戦

日曜日の己の愚かさを未だに引きずり気鬱が晴れないのだが、某芸人さんのように時を戻すことはできないわけで、無理やりにでも前を向くしかない。 そうでなければ、この際とことん後ろを向いて、土曜の己も負けず劣らず愚かだったと晒してしまい、開き直るべ…

2020 チャンピオンズカップ 反省文

ちょっと泣きたい。前日時点では印付けた5頭で3連複ボックス(◎絡みだけ厚め)で買おうとしていた。 当日、実家でぼんやり過ごしており、ああそろそろメインの時間だ馬券買わなきゃと、何故か前日こう買おうと考えていたのをすっかり忘れて、◎を軸、勇気を…

2020 チャンピオンズカップ 予想

土曜の中山は全然論外な負け方、阪神はコイツが来ちゃうんならしょうがないと叩き切った一番人気が見事に来ちゃって撃沈。何もしないでいたら少しは美味しいもの食えたのになぁと嘆きつつ、眼差しは日曜の中京へ。いつまでも懲りない奴だと自嘲しつつ。 ◆チ…

2020 ステイヤーズステークス ・チャレンジカップ 予想

どんなに上手くいかないことばかりでも落ち込むことばかりでも、週末になれば競馬がやってくる。その事実がどれだけ心を助けてくれることだろうか。 どうか今後も開催を止めることなく、国家の財政と我々の心を潤し続けてもらいたいと願ってやまない。ついで…

旅打ち日記 阪神リベンジ編③ 笑いとくいだおれの国 2020.11.16-17

戦い終えてご当地を散策。されど単なる観光にあらず。 思えば地の利を得ずして戦に勝てるはずもない。いつかまた攻め込んでくる日のためにじっくりと見分しようという次第。 まずは西の笑かし屋たちのお手並を拝見。自分はどちらかといえばニコリともせず鋭…

旅打ち日記 阪神リベンジ編② 阪神競馬場 2020.11.15

二日目の、そして旅打ちとしてはもう最終日の朝。ホテルで朝飯キメて、いきなり仁川に攻め込むのではなく、まずはスタンプもらいになんばと道頓堀のウインズへと赴く。(梅田には前日立ち寄り済) なんばや梅田はまあ普通の、よく知ってるウインズの雰囲気だ…

2020 京都2歳ステークス 感想戦(2021クラシックへの道)

秋の2歳重賞戦線もいよいよ大詰め。ここを終えればあとは暮れに行われる現時点での頂上決戦を残すのみとなる。 前哨戦のトリを飾るは今年は阪神で施行される2000m戦。クラシックディスタンスの割にはイマイチ春に繋がるイメージが薄いが、昨年はワールドプ…