2023 有馬記念 予想

絶対的に強い馬がグランプリを待たずに引退してしまい、残された有力馬たちが群雄割拠。
人気の割れっぷりからも非常に難解。どれが勝つやら負けるやら。人気上位7頭ほどがどの組み合わせ、どの順番で来てもおかしくなく、人気薄から1頭ぐらい飛び込んできてもさほど驚かない。

こういうときはオッズ重視で決めるのが常道であるが、それも前日夜から当日にかけて結構変動しそうな気がする。
なので、今んとこの暫定予想てことで。

◆有馬記念

◎⑯スターズオンアース
◯⑤ドウデュース
☆⑧ライラック

宝塚でイクイノックスに負けた組(スルーセブンシーズ、ジャスティンパレス)、JCでイクイノックスに負けた組(スターズオンアース、ドウデュース)、イクイノックスと未対戦の3歳馬のどこを上に取るかという問題がまずあるが、枠とか適性関係なしに言えばJC組がやや上かなと思っている。
(秋天でドウデュースがパレスに負けているが、アレは展開によるところが大きいと判断)

なので、イクイもリバティも不在となればJC3着のスターズオンアースを現役最強格と見たい。しかも今回鞍上ルメール再登板。
もちろん中山2500のピンク枠がキツいのは承知しているが、それでも1、2人気かと思っていたところ必要以上に人気を落としているのでここは狙うしかないかと。

スターズを高く見るなら、JCで迫ったドウデュースを軽視するのは間尺に合わない。しかもこっちは好枠。
古馬3戦皆勤の消耗が気になるが、これは元々の予定なので、怖い怖い友道厩舎がしっかり作ってきていることを期待したい。

どっちも中山適性がどうかという問題もあるが、土曜を見る限り暮れの中山としてはさほどタフになっておらず、むしろ馬場自体は両馬が決め手を使える状態なんじゃないかと。
なお前日夜の時点だがこの2頭の馬連で30倍近くついている。さすがに最終オッズはこれよりはかなり下がると思うが、本来6〜7倍程度でもおかしくないと思っているので、今のところはこの買い目を中心にいく予定。

もし本番もこの2頭でいくとして、他人気馬を拾うとしたらせいぜい1頭か2頭。

3歳馬については斤量利もさることながら普通に強くてもおかしくないのだが、自分は両馬ともが菊花賞に向かったのは消極的選択だと判断しているし、今んとここの世代はドゥレッツァ世代だと思っている。(もしくはドウレッツァ・レーベンスティール世代)
人気もかなりしているし、強かったらゴメンナサイのつもりで今回は軽視方針。

スルーセブンシーズは勝利時のイクイノックスに最も肉薄した馬であり、しかも中山が大得意。
海外帰りへの不安以外はさして嫌う要素ないのだが、買い時は完全に宝塚記念時だった(実際買えた)。
当時と比べて人気爆上げのここで二匹目のドジョウを狙うことに何となく抵抗を覚えてしまう。

実績・臨戦・枠と文句なしで、誰もが3着以内は固いんじゃないかと思ってしまう、それゆえ混戦の中でどの券種でもやや人気を集めているジャスティンパレス。
もちろん自分も無難だと思うのだが、このままハッキリ1番人気となるとちょっと買いたいとは思わない。普通に力比べで古馬の中で4番手の可能性もあるし、5枠10番なら不利がないと決まっているわけでもないので。

最後に穴開け候補にライラック。
まあ足りないよなあと思いつつ、中山適性がモノを言うレースになれば3着ぐらいに飛び込んできてもいいかなぁと。
ただその場合本命対抗に厳しいような気もするが。

まあアレコレ講釈垂れたが、今回に関してはオッズが大きな部分を占めるのは前述のとおり。
オッズの動き次第で、明日には言っていることが180度変わっていてもおかしくはない。
それが馬券師という生き物。


ほぼ100趣味で書いているとはいえ、読まれなさすぎるのも寂しい。それが物書きという生き物。
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