2023 ジャパンカップ 感想戦

土曜仕事だったこともあり、オークスやダービーや秋天のようにキャンセル争奪戦を制することもできず、かといって今は遠方になってしまった府中まで出向いて通路での見物もできない状況下で頑張れるほど若くもなし、久々に『観に行こうと思えば行ける関東の主要GⅠ』を自宅観戦することに相成った本年のジャパンカップ。

当日まで散々迷って最終予想と買い目はこんな感じ

https://x.com/bakenbaka1/status/1728663502787850426?s=46&t=villrmCkR8bZh5ogrvdojA

※何故かうまく埋め込みできない……こんな感じです
◎⑰スターズオンアース
◯①リバティアイランド
▲②イクイノックス
⭐︎⑨ヴェラアズール
馬連 ①ー⑰
馬単 ⑰→②
ワイド ⑨ー⑰
3連複 ①②⑨


んで皆様ご存じ着順。

【着順】
②イクイノックス
①リバティアイランド
⑰スターズオンアース
⑤ドウデュース
③タイトルホルダー

昨年と今年を彩ったスターホースがズラッと並ぶ豪華絢爛な掲示板。

大逃げを打つパンサラッサを離れた番手で見据えるタイトルホルダー、それをいつでも捕まえてやらんと追走するイクイノックス、それをがっちりマークするリバティアイランド、スターズオンアース、内に潜ってそれを睨むはダービー馬・ドウデュース。
覇者たちはこのレースは後ろの方で待機しておこぼれを狙うようなレースでは無いことを知っていたのだろう。

直線、さすがに保たないパンサラッサを、苦もなく——本当に苦もない様子で——あっさり捕まえるイクイノックス。
追いすがる昨年の二冠牝馬と今年の三冠牝馬を一蹴し、鞭も入れずにひとり旅。最後は完全に緩めての大楽勝。まるっきりモノが違っていた。

新旧女王のせめぎ合いは新女王のリバティアイランドが制し、昨年春の2冠を制したスターズオンアースは同期のダービー馬・ドウデュースの追い上げを食い止めて堂々3着。
一頭の規格外がいなければ、この熱い2・3着争いは熱すぎる最強決定戦になっていたことだろう。

対戦相手も含めてこれは伝説的レースとして後世に語り継がれること間違いなし。
いやあ、現地で観たかった。

大方の予想ではイクイノックスはここで引退と思われていたのだが、レース三日後の時点でそういう発表は出ておらず、天栄に放牧に出たことですわ有馬参戦を見据えてるのかと巷はざわめいている。
個人的には秋三冠、ひいては来年も続行してGⅠ10冠目指してほしいと思ってるぐらいなので、もし出てきてくれれば喜ばしい限りだが、まああれだけの馬だからもう走らせないという選択をとられてもやむなしかな。


馬券の方は、ある意味では最も買うのが難しい組み合わせで決まってしまい、またしても空振り。
いや、この組み合わせで決まる可能性が最も高いことは誰だってわかっていたんだけどね。などと負け惜しみをほざいて夕方を過ごす。

実際、
A.一撃決まれば購入額の10倍返し
B.会心の一撃(W的中含む)で20倍返し
となるよう馬券を買うことを義務付けている自分には3連単11.3倍は1点買いでもBの条件を満たすことができない。
キャプテン渡辺言うところの、当たりの入ってないくじ引きを引かされたようなものと諦めるしかない。

……と、自分を納得させていたが、よくよく考えると、今回も勝てる目がないわけではないことに気がついた。
すなわち、予算5,000円のうち②→①→⑰の3連単に4,600円投入すればAの条件を満たすことができ、残りの400円を何か125倍以上つく買い目に投入してBの条件を満たすという買い方は可能だったのだ。(今回で言えば⑰→②→①の3連単とか)

実際にそんな厳しい馬券を買えたかどうかは別として、ハナからこの買い目は選択肢に入り得ないと排除するところから入ってしまったのは甚だよろしくなかった。
ここで得られた気付きを、いつか活かせることが出来れば良いのだが。


また下ネタ回……
kakuyomu.jp