2022 ジャパンカップ 予想

先週はテレビ観戦中、4コーナーまわったあたりで興奮のあまり床に置いてあったリモコンを膝で踏んでしまい、画面が切り替わり、テンパっている間に直線の勝負どころは過ぎてしまい、ようやくチャンネルを戻した時には丁度ゴールする瞬間。
いやでも馬券は当たったのでは? と思ったのも束の間、我が本命のソウルラッシュは白い悪魔にハナ差敗れ、資金の大半をつぎ込んでたセリフォスとのワイドはハズレ。
何なんだよコレ、やってらんねーよと不貞寝した次第だった。

気を取り直して今週はジャパンカップ。
例年なら何はなくとも現地に駆けつける大レースなのだが、引っ越して府中まで時間も交通費もかかるようになった現在、わざわざ出向くような顔ぶれでもないかなと、自宅ウインズで楽しむことに。
先週のやらかしは二度とないよう、リモコンはテーブルに置いて観戦すると心に決めて。


◆ジャパンカップ

◎⑭ダノンベルーガ
◯⑮シャフリヤール
▲⑨ユニコーンライオン
△⑤グランドグローリー
△⑥ヴェラアズール

 


事前の想定オッズではシャフリヤールとダノンベルーガの2強と言われ、蓋を開けてみたら前哨戦で鮮烈な勝ち方をしたヴェラアズールとの3強、次点のヴェルトライゼンデも単勝一桁台となっている。
が、自分的にはダノンベルーガの1強と判定。天皇賞秋はパンサラッサの爆逃げが陣営のプランを崩してしまったが、あの脚を見る限り、普通の展開だったらイクイノックスとダノンベルーガが2頭だけ抜けるマッチレースになっていたと思われる。(結果負けていたとは思うが)

2400への距離延長は、ダービーであれだけの勢いで迫りながらアスクビクターモアを交わせなかったことでネガティヴにも感じてしまうが、まあ相手は後の菊花賞馬だったわけだし、そこまで評価を下げるには当たらないかなと。
天皇賞秋の予想の時も書いたが、現3歳牡馬(芝マイル〜中距離)は相対的にメチャクチャ強いと踏んでおり、対抗できるのはタイトルホルダーと復活エフフォーリアぐらいだと思っている。
秋天、マイルCSに続き、今週はこの若駒が春にはなし得なかったGⅠ獲りをやってのける公算は高い。唯一怖いのは前走ものすごい末脚を使った反動が出てしまうことぐらいか。

もちろんダービー馬シャフリヤールも侮れる筈はないが、今回は2番手候補の筆頭格と見ている。ダービーの後もある程度の走りは見せているが、そこまで強いと感じさせるものではなく、特に昨年のJCでコントレイルの影も踏めなかったことは印象深い。
強いけど、強すぎはしない。現在のこの馬にはそれぐらいの評価が適切かなと。


戦ってきた相手が違うこの2頭で決まりかなとも思うが、抑えておきたいのは単騎楽逃げできる可能性のあるユニコーンライオン。
平坦で直線短い福島とはいえ、前走復活の逃げ切り勝ちを遂げ、それで人気上がるならともかく全然人気無いとなると抑える価値はある。
終わってみれば、また矢作厩舎の逃げ馬がやりやがった!となっても不思議はない。

前走のインパクトは強いとはいえ、些か過剰人気気味のヴェラアズールなんかもユニコーンを絡めての3頭目であれば買い目に入れて良いだろう。本命対抗との3連はさすがに妙味なさすぎなので、それで決まったらしょうがないと諦めるしかないが。

海外馬は基本スルーなのだが、前年好走して、前走の凱旋門賞も頑張ってたグランドグローリーが人気無さすぎなのでコレだけ買い目に入れるかも。
引退レースとのことで無理はしないのかもしれないが、これだけの高額賞金を陣営が欲しくないわけもないんじゃないかと。


せめて今週はちゃんと観れますように……