2020 ターコイズステークス 感想戦とアーモンドアイ引退式

昨年に続き、ターコイズSの日は中山現地参戦。一年ぶりに私鉄やらメトロやらJRやら乗り継いで向かった船橋法典は非常に遠かった。


通路の写真パネルが一部リニューアル。
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偉大な彼も仲間入り。
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パドック周りなんかはカメコの人たちが大挙陣取っているものの、全体的にはこれがあの中山かと思われる静かさで、体感的な冷え込みも相まって物悲しさを感じてしまう。
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馬券の方もより悲哀を深めるような有様で、悄気た気持ちを奮い立たせて迎えるメインレース。

◆ターコイズステークス

◎③フェアリーポルカ
◯⑭ランブリングアレー

【買い目】
単勝 ③
馬連・ワイド ③ー⑭
ワイド ③ー④

予想記事で言及していたスマイルカナは、今回トロワゼトワルと共倒れと踏み、切り。
かわりに降ってわいた④ビッククインバイオは新馬から応援してる私めの推し馬。得意の東京ならともかくここでは厳しかろうと敢えて予想記事には名前も出さずにいたのだが、成長も見えるし当然妙味もあるし、応援の意を込めて買っとくのもありだぞと思い直して本命とのワイドだけ少々。本命来て応援してる馬が頑張ってくれたのに喜べない辛さはよく知っているので。(それを踏まえた上でやはり買わない選択は当然アリだが)

 


【着順】
⑧スマイルカナ
⑤アンドラステ
③フェアリーポルカ ◎
⑬シーズンズギフト
④ビッククインバイオ

前に出かけたスマイルカナからハナを奪ったのはやはりトロワゼトワル。前走逃げて勝ったクリスティも絡んでいき、今回は前潰れと見込んでいる自分には理想の展開だったが、スマイルカナはその2頭についていかず、少し離れた好位に収まる。

こちら本命のフェアリーポルカはスタート良かったものの少しずつ後退して中団あたりからの競馬。もう一頭二頭分ぐらい前につけてくれると想定していたが、ペースの速さを考えるとまあ妥当といえば妥当な位置どりだったか。

直線に入り、スマイルカナが力尽きた前2頭を捉えると、それをマークしていたアンドラステが猛追してくるのを何とかこらえきりハナ差勝利。
陣営にとって会心の勝利であったことは柴田大知騎手のインタビューからも窺える。

一方アンドラステを更にマークするような位置から外に持ち出したフェアリーポルカも良い脚は使ったものの3着が精一杯。
今回明らかに狙い目のオッズになっていたこの馬を本命にできておきながら馬券を取れなかったのは痛恨の極み。もうこのメンバーレベルのレースでこのオッズにはなってくれないだろう。キャプテン渡辺と同じ買い方もできたよなぁ……と悔。

ビッククインバイオも好位で粘り強い競馬をし、掲示板は確保。まだ3歳であることを考えると今後どこかで重賞タイトルを獲れる可能性は全然あるし、成長如何ではすごい大舞台でも……と期待したくなるだけのものは見せてもらえた。偉大な叔父に少しでも追いついてもらいたい。


べ、別に今日は競馬しに来たわけじゃないし。アイちゃんの引退式見るついでにちょっと馬券買ってみただけだしっ。
などとぶつぶつ呟きながら、12レース後にパドックへと向かうおじさんが一人目撃されたとか。

見やすいところは人がいっぱいとのことで、4階からの見物となる。

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こう遠くてはその息づかいなども感じることは到底できず、スピーカーが悪いのか騎手たちのメッセージなども全く聞き取ることはできなかったが、斜陽とともに去りゆく名牝にこれまで熱くさせてくれたことへの感謝を込めて拍手を贈る。


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コーセーミウラも仲間に入れてもらえて良かったね。


的中馬券から遠ざかったまま、ついに今年最後の土日を迎えてしまう。
かの名牝のような有終の美とはいかなくとも、せめて年を越せて正月にモチの一つぐらいは食えるようになれば良いなぁと。