2021クラシックへの道㉛ ソダシ快進撃、その裏で……(2020.10.31)

この日は夏の札幌で史上初の白毛の芝重賞ウイナーとなったソダシがアルテミスSでも快勝し、いよいよ本物だぞコレはと皆が観るようになった日である。
ちなみに自分も今年初の現地競馬となり、その勇姿を目撃している。

他にもコイツは次が楽しみだぞと思える牝馬もいたりしたのだが……

10/31(土)


◆東京2R 2歳未勝利 芝1600 晴 良

③ブエナベントゥーラ ルメール
⑧トーセンメラニー 原
⑪コスモノート 内田博

緩みのないペースで逃げるブエナベントゥーラは好位勢にぴったりくっつかれ嫌な感じに見えたが、直線では他馬を突き放し、唯一抜けて迫ってきたトーセンメラニーも振り切っての勝利。
新馬戦では不覚をとったモーリス×ブエナビスタの期待馬がここから飛躍を遂げていく……とこの時は思われたのだが。


◆東京3R 2歳未勝利 芝1800 晴 良

④セータステソーロ 大野
⑧スターロード 横山和
②スバラシイヒビ 田辺

後方から良い脚で伸びてきたセータステソーロが差し切り勝ち。
どうでも良いが3着馬、ラブリーデイの子でスバラシイヒビという名前がとても素敵なので頑張ってほしい。(その後ダートに変えても勝ち上がれず苦しい現状だが)


◆東京5R 2歳新馬 芝1400 晴 良

⑩アヴェラーレ ルメール
⑭アルトヴォラーレ 戸崎圭
⑮グランディス 田辺

前壁でなかなか追い出せぬも、開くやいなや鋭く伸びてドゥラメンテ産駒の期待馬が完勝。相当強そうに見える。

 


◆東京11R アルテミスステークス(GⅢ) 芝1600 晴 良

⑭ソダシ 吉田隼
⑥ククナ ルメール
⑬テンハッピーローズ 田辺
②ストゥーティ 石橋脩
④クールキャット 津村

コレはコチラの方で。
www.bakenbaka.com
ソダシは会心の勝利、アタシは痛恨の惨敗でした。


◆京都3R 2歳未勝利 芝1800外 晴 良

④ステラリア 福永
③ショウナンアレス 池添
①プリュムドール 藤岡康

6月の阪神で2戦して片鱗は見せるも3着止まりだったステラリアが久々に登場し、ここではレベチの末脚で5馬身差勝利。


◆京都4R 2歳新馬 芝1600 晴 良

⑪アンブレラデート 藤岡康
④テーオーダヴィンチ 浜中
⑯デアリングウーマン 古川

先行していたアンブレラデートが直線入ってすぐ先頭に立ちそのまま押し切り。時計はかなり遅かった。


◆京都5R 2歳新馬 芝2000 晴 良

⑫ディープモンスター 武豊
⑯アルバーシャ 浜中
⑬レッドアストラム 松山

小倉除外からの仕切り直しになったディープモンスターが先行して押し切る盤石の勝利。ただ2000mの新馬・未勝利は大体そうだがペースが遅すぎて真価が測りづらい。
リスグラシューの全弟リリサイドは大外回して伸びはしたものの4着。次走も振るわなかった。


◆京都9R 萩ステークス(L) 芝1800 晴 良

③シュヴァリエローズ 北村友
①ジュンブルースカイ 武豊
②ワンダフルタウン 和田竜

スローペースで上位3頭は同じぐらいの上がり。着順の違いは力の差というより、ずっと好位にいたことと、コーナーで内をまわったことと、内を避けて外まわしすぎたことによるものという印象。
その後ろには大差をつけてるわけで、2着馬3着馬も次走では好走しており、力があるのは間違いない。


◆福島2R 2歳未勝利 芝2000 晴 良

⑥インペリアルツアー 山田
②タスマンハイウェイ 丸山
⑧パッドゥラパン 勝浦

内内をまわったインペリアルツアーが、最後狭いところを力強く抜けてきて勝利。トゥザグローリー産駒の中穴と大穴が馬券に絡み、9頭立てなのに100万馬券になる。


誰もが知ってるとおり、この日勝ったソダシは後にGⅠウイナーとなり、ブエナベントゥーラは一般の1勝クラスで脆くも敗れた。
時計としてはソダシのアルテミスSより速く、いよいよ良血の名牝候補が開花したかと期待を寄せた人は落胆することになる。もちろんまだまだ終わってなどいないが。

やっぱこういう記事はリアルタイムで今後に向けての躍進や逆襲への期待を込めて書き、読んでいただくものにしないとなぁ……とつくづく。せめて2歳GⅠが始まる前には追いついとかねばならなかったが、ご覧の有様。
何とか正月に数日だけとれた休みを使って、シンザン記念から始まる重賞戦線は共時性をもった記事にしたいなぁと思っておりやす。