2021クラシックへの道65回 旅立ちはフリージア(2021.2.20)
花のイメージ的に牝限っぽい感じがするがそんなことはないフリージア賞。
正直なところ、この時期の東京2000の勝ち上がり戦としては、いまいち出世馬が出ていない印象もある。
対してつばき賞の方は近年だけでも重賞馬を続々輩出。ある意味今最も動向が注目されるワールドプレミアなんかもここを勝って、春のクラシックには乗れなかったものの秋に最後の一冠をもぎ取っている。
そろそろフリージア賞の方から高き地点へと旅立つ者が出てきてもおかしくないのではなかろうかとか思いつつ。
2/20(土)
◆東京5R 3歳未勝利 芝1800 晴 良
①トゥーフェイス ルメール
②グランオフィシエ 大野
⑥ミッキーセサミ 横山典
単勝1倍台のトゥーフェイスがスローで逃げを打って、上りも一番速い余裕勝ち。
3度の2着からルメールに替わった途端コレ。騎乗の賜物か馬が良い時に乗せてもらったのかは議論が分かれるだろうか。
◆東京6R 3歳未勝利 芝1600 晴 良
⑬リュクスフレンド 岩田望
⑭ボルゾーバー Mデムーロ
⑩ヴルカーノ 柴田善
ハイペースで先行勢は垂れてゆく中、好位にいた⑩と⑭は頑張って粘るも、後方から飛んできたリュクスフレンドが交わし切って勝利。
◆東京9R フリージア賞(1勝クラス) 芝2000 晴 良
③レインフロムヘヴン 石橋脩
④イルーシヴパンサー 横山典
②アンダープロット ルメール
東スポ杯ではハナをとって潰れたレインフロムヘヴンが、今度はマークする形で競り合ってきたイルーシヴパンサーや外側から飛んできたアンダープロットから逃げ切って勝利。
◆阪神5R 3歳未勝利 芝2400外 晴 良
②レッドカムイ 田辺
⑦フォルテデイマルミ 福永
⑩リンフレスカンテ 武豊
スローの上がり勝負。3頭ほぼ横並びでデビュー戦のレッドカムイが僅かに制する。
◆阪神9R つばき賞(1勝クラス) 芝1800外 晴 良
④ヴィゴーレ 田辺
⑩タガノディアーナ 和田竜
⑨サウンドウォリアー 幸
道中は置かれたように最後方にいたヴィゴーレが鞍上いわく一か八かのイン付きでぐんぐん伸びて勝利。少頭数とはいえ芝の良い内側がポッカリ空いていたのは幸運だった。
◆小倉6R 3歳未勝利 芝1800 晴 良
⑬アリーヴォ 吉田隼
②スズカトップバゴ 川又
⑭イザニコス 菅原明
好位から外をまわして上がってきたアリーヴォが脚色良く抜け出すとそのまま突き放して勝利。
ちなみに、かの歌姫の数ある名曲の中で、個人的に蒼いフォトグラフと並ぶお気に入り曲が旅立ちはフリージアだったりする。まあ全くの余談であるが。