2021 京都牝馬ステークス・ダイヤモンドステークス ・小倉大賞典 感想戦

GⅠ含めて4つも重賞があった盛り沢山の週末。そんだけありゃ普通は1つぐらい取れているものなのだが。

◆京都牝馬ステークス

◎⑨ビッククインバイオ
◯④イベリス

【買い目】
馬連 ④⑨⑩
ワイド ④ー⑨

二年ほど前にこのレベルの重賞で勝ち負けしていたアマルフィコーストが気になってきてちょい足し。

【着順】
④イベリス ◯
⑮ギルデッドミラー
⑭ブランノワール
⑦アイラブテーラー
⑫シャインガーネット

緩みのないペースで逃げを打ったイベリスが、ついてこようとした者を振り落とし、後方からの追い込みにもちょっと影を踏ませる程度で逃げ切り勝ち。やはりこのレベルでこの形に持ち込めれば強かった。

近走の低調ぶりから買えなかったが、昨年暗黒だった上半期GⅠでかろうじて馬券拾わせてくれたギルデッドミラーが復調してくれたのは嬉しい限り。まだ4歳、伸びしろはあるはず。

ビッククインバイオは速い流れに乗れず中団からそのまま埋もれる。どうしても逃げたい系ではないが、切れる脚がない以上、先行して粘りこむ競馬に持ち込まねば現状厳しそう。高速馬場も向かないか。
しかし速い馬場だと厳しく距離適性はマイルまで、更にサウスポーで輸送も苦手となると使えるレースが相当限られてしまうなぁ。まあいくつかはまだ決めつけるには早計だと思うけど。

◆ダイヤモンドステークス

◎⑮パフォーマプロミス
◯⑬ポンデザール
▲①ナムラドノヴァン
△⑭タイセイトレイル
☆⑧ジャコマル

【買い目】
馬連・ワイド ⑬ー⑮
3連複 ①⑧⑬⑭⑮

【着順】
⑩グロンディオーズ
③オーソリティ
⑬ポンデザール ◯
①ナムラドノヴァン ▲
④ヒュミドール

どスローとなり、いわゆる長距離適性よりは決め手の有無が問われるレースに。
府中にて速い上がりで勝ったことのある2頭が抜け出し、グロンディオーズが初の重賞制覇。
阪神とはいえロング開催最終日に行われる春天に繋がるかはわからないが、楽しみな一頭が名乗りを上げてくれた。

それはさておき、キャプテン渡辺氏の3連単2点で的中は力関係と何が問われるレースになるか完全に読み切っていてのもので、こんな当たり方したら狂喜乱舞だろうなぁと。

 



◆小倉大賞典

◯③テリトーリアル
◯⑥アールスター

【買い目】
馬連・ワイド ③ー⑥

こちらは予想記事あげてないけど、10回走ったら10回とも全然違う着順になりそうな混戦なので、シンプルに前走中山金杯組の中で着順上位2頭をチョイス。
特になぜか舐められてるテリトーリアルは美味しいんじゃなかろうかと。

【着順】
③テリトーリアル ◯
⑮ボッケリーニ
⑯ディアンドル
⑥アールスター ◯
⑫デンコウアンジュ

好位から伸びたテリトーリアルと、その少し後ろからもっと良い脚で伸びたボッケリーニの競り合いとなり、何とかハナ差残してテリトーリアルがこちらも重賞初制覇。

アールスターも中団から伸びはしたが、鞍上がグイグイ押すもエンジンの掛かりが遅く、その分アタマ差届かず4着。
長岡頼むよぉと鞍上を呪っても、一応重賞勝ち馬でOPも3つ勝ってるディアンドルが53㎏は軽すぎんだろぉとハンデキャッパーを呪っても虚しい限り。


そしてフェブラリーSでも既報の通り痛恨の敗北を喫し、4戦4勝を目指して戦った週末は4戦4敗。
更に泣きの最終なんかを久々にやってみて、もっと泣くはめになって完全にK.O負け。

来週こそはと雪辱に燃えつつも、一方では高松宮記念まで馬券は休もうかな……とか考えてしまう自分もいたり。