2021クラシックへの道66回 平場デー(2021.2.21)

この日は3歳特別戦がダートと短距離戦ということで、ここでまとめる対象レースは平場のみ。
同じ1勝クラスでも特別レースより幾ばくか本賞金が少ないだけに、今後に向けての期待馬は出てきづらいという見方もあると思うが果たしてどうだろうか。

2/21(日)


◆東京4R 3歳未勝利 芝2400 晴 良

②エクスインパクト ルメール
⑮ヒシシュシュ 田辺
⑦ジジ 福永

どスローで直線横に広がっての叩き合い。向正面でスローと見てとり後方から一気に番手までつける、いわゆるレイデオったのが奏功して良血エクスインパクト勝ち上がり。


◆東京5R 3歳1勝クラス 芝1600 晴 良

⑦スパークル 川田
⑧ワールドバローズ 松山
⑥セラフィナイト 丸山

単勝オッズ一桁台の5頭が直線激しく叩き合い、中内田・川田ペアのスパークルがクビ一つ抜け出して勝利。次は桜花賞目指してトライアル参戦か焦らずマイルカップを目指すか、時期的に微妙なところか。
なお有力馬の一角だったブライトギフトは跛行により取消。残念。

 


◆阪神5R 3歳未勝利 芝1800外 晴 良

⑫トーホウディアス 国分優
④ルヴァンノワール 柴田善
①メイショウホシアイ 国分恭

未勝利戦としては速めのペースの逃げだったが、前が止まらずトーホウディアスの逃げ切り勝ち。
それにしても、いかにもGⅠの裏開催というジョッキーの顔ぶれが味わい深い。


◆阪神6R 3歳1勝クラス 芝1400 晴 良

②グレイイングリーン 岩田望
⑥アンブレラデート 三浦
①トーカイキング 北村友

やや出負け気味も徐々に押し上げていたグレイイングリーンが、直線内側をグイグイ伸び、快速逃げ切りを決めようとしていたアンブレラデートを捉え、1馬身差以上つけての勝利。2着と3着が2.5馬身差ついてることを考えると勝ち馬は相当強いのでは。
むしろ今回と同じ単勝1.5倍だった前走をとりこぼしたことが惜しまれるような。


◆小倉5R 3歳未勝利 芝2000 晴 良

⑦ホウオウジョルノ 横山和
⑪ニホンピロタイズ 西村淳
①パソロブレス 吉田隼

出遅れ最後方だったホウオウジョルノが向正面からロンスパ仕掛け4角では先頭に。そのまま粘り勝利。
2着馬はどこでも勝ち負けしているだけに陣営はもどかしいところか。


やはり平場ウイナーといえど注目株はいるもので、グレイイングリーンなんかは阪神1400しか走ったことがないという不安要素はあるものの大きな舞台でも活躍できるんじゃないかと思わせてくれる勝ちっぷり。
次走アーリントンCで距離延長に挑戦か、ファルコンSで他場に挑戦か、NZTでその両方か。しっかり注目していきたい。