2021クラシックへの道㉝ グレナディアガーズ初勝利(2020.11.7)
この日も前週に引き続き東京現地観戦。
思い出されるのは、現地の重賞でやられてしまい意気消沈していたところ、ターフビジョンで観た阪神の重賞で息を吹き返したこと。
さあこの2つのレースから年末の大一番で躍動する者は出てくるのかと大いに注目もしたのだが、この日最も注目すべきは他にいたりしたわけで。
11/7(土)
◆東京3R 2歳未勝利 芝1600 曇 良
⑱ヒストリアノワール ルメール
⑦アオイカツマ 戸崎圭
⑯アップリバー 木幡巧
逃げるヒストリアノワールを好位からアオイカツマが追うがなかなか差が詰まらず、ハナ差逃げきり勝ち。
◆東京4R 2歳未勝利 芝2000 曇 良
⑤セルジュ 松山
⑥ウインザナドゥ 横山武
⑩ギャラクサイト ルメール
追い出しを待たされた1番人気ソーヴァリアントが前が開くや加速を見せ、外側から伸びてくるセルジュをハナ差退けた……筈だったが、まさかのカフェイン摂取により失格。
どういう経緯でそうなってしまったかはわからぬが、昨年の函館の件といい岩手のことといい、悪意のある何者かがその気になれば競馬界なんてぶっ潰せてしまうような状況は早急に何とかしていただきたいなとつくづく思う。
◆東京7R 2歳新馬 芝1600 曇 良
③ブライトギフト ルメール
⑤エンブレムコード 田辺
②スーパービーム 戸崎圭
一緒に先行したスーパービームを振り落とし、外側から伸びてくるエンブレムコード相手にも粘りきったブライトギフトの勝ちあがり。
◆東京11R 京王杯2歳ステークス(GⅡ) 芝1400 曇 良
⑥モントライゼ ルメール
⑰ロードマックス 岩田望
⑯ユングヴィ 柴田善
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リフレイムは次に巻き返してくれることを期待。
◆阪神3R 2歳未勝利 芝1400 曇 良
⑧グレナディアガーズ 川田
⑯ロードリスペクト 岩田康
①ジュノー 松若 /⑦スカーレットジンク 浜中
番手にいたグレナディアガーズが逃げるロードリスペクトを捉えるやそのままグングン伸び続け圧勝。このパフォーマンスを、まあ未勝利だし1400への距離短縮だしと軽く見積もった者は一ヶ月半ほど後に手ひどい目に遭うことになる。
◆阪神4R 2歳未勝利 芝1800外 曇 良
④ディヴァインラヴ 幸
⑭ロードラスター 福永
②ヴァジュランダ 岩田康
好位から最初に抜け出したディヴァインラヴが2頭の追撃を凌ぎきって勝利。
◆阪神5R 2歳新馬 芝2000 曇 良
⑥ヴェルトハイム 藤岡康
⑦テイエムタツムキ 武豊
③マテンロウアレス 横山典
出負けしてテンでかなり後ろからになったヴェルトハイムだがどスローのペースのおかげで楽に馬群にとりつき、しまいは抜群の伸び脚で完勝。
ペルシアンナイトの全弟で個人的にも期待を寄せていたレシャバールは前を捕まえられず後ろには捕まりで4着。変わり身期待したいが未勝利で年を越した馬がクラシックに辿り着ける確率は相当低いわけで……
◆阪神11R ファンタジーステークス(GⅢ) 芝1400 曇 良
⑩メイケイエール 武豊
⑥オパールムーン 横山典
⑨ラヴケリー 川田
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ユタカとノリのおじさんワンツー。
◆福島2R 2歳未勝利 芝1800 晴 良
⑤ホウオウイクセル 丸田
⑨コスモマイン 柴田大
⑩マイネルパリオート 松岡
中団からロスのないコーナーワークで進出したホウオウイクセルが抜け出して圧勝。2着馬と後ろもかなり差があった。
怪物候補だったリフレイムは案外、個人的にPOG最終指名馬だったレシャバールも負けて強しとは言えない普通の負け。期待を寄せていた馬が敗れ去ったこの日、強い勝ち方だけどまあ3戦目でやっと未勝利脱出だし距離や相手がね……ぐらいに思っていた馬が次走GⅠ馬に。
こんなんあるから若駒たちの力を見極めるのは難しく、そして面白い。
もう一日とちょっとで彼ら彼女らは明け3歳となり、戦いはより熾烈に、より面白くなってゆく。
とりあえず現在進行まで追いつかねば……