2020 ホープフルステークス 感想戦(2021クラシックへの道)

有馬記念で大団円となった今年の中央競馬。
ネット購入分だけでみれば収支プラスという快挙まで成し遂げた。(現地の紙馬券はまあレジャー代みたいなものなので……)
ああ良かった良かった、さあ来年だ金杯だ、この勢いでお年玉ゲットだぜぃ。といきたいところではあるが、反省すべきはしなければならない。

今年はクラシックへの道なんつって2歳戦に力を注いでいるのだが阪神JFも朝日杯FSも惨敗。
何とか一つぐらい獲らねば一体何をやってるやらわからなくなってしまうと、全身全霊で挑んだ2歳最終戦。

◆ホープフルステークス

◎⑩ダノンザキッド
◯③ランドオブリバティ
▲⑫アドマイヤザーゲ
△⑦マカオンドール
△⑪タイトルホルダー

【買い目】
3連複 ③⑦⑩⑪⑫

 


【着順】
⑩ダノンザキッド ◎
①オーソクレース
②ヨーホーレイク
⑪タイトルホルダー △
⑬シュヴァリエローズ

出遅れ前提で切っていたオーソクレースが互角以上でゲート出てしまった時点で、こちらとしては早々と絶望ムード。何とか買い目の3頭がより強い競馬をしてくれと祈る。

ペースは予期していたとおりゆるやかで、押し出される形でランドオブリバティがハナに。本命ダノンザキッドは好位でレースを進める。
本命はまず大丈夫だろう、問題はあと2頭が来るかどうか。固くなってしまうがおそらくランドオブリバティも残せる筈。となると何とかあと1頭……
と思っていた4コーナーで、先頭に立っていた対抗馬が激しく逸走。みるみる外ラチまで行って初のGⅠ勝利への望みを抱いていたジョッキーを無情にも振り落としてしまう。

あまりの光景に唖然としている間に、それぞれ好位の内外から進出したオーソリティとダノンザキッドの叩き合いに。競り勝ったのはダノンザキッド。
ここでも強いという見立ては間違ってなかったが、残念ながら相手選びに失敗。オーソクレースは強いとは思っていたが出遅れと内枠に泣くと踏んでいたところ、出遅れないわ内枠を利した競馬をするわ。中団後ろよりからカーブで上手く進出して伸びてきたヨーホーレイクにしても過去2戦の勝利を過小評価してしまっていた。

師匠と組んでの初めてのGⅠ制覇、それも贔屓にされながらなかなか結果を出せていないダノンの馬での戴冠ということで、男泣きする川田騎手の姿を眺めながら、自分は今まで何を見てきたんだとえぐえぐ泣きじゃくる。


これで今年の2歳戦は幕を閉じたわけだが、今はまだクラシックまでの折り返し地点。
年が明けるとすぐにまた壮絶なふるい落としが始まり、新たな挑戦者たちが名乗りを上げてくる。一旦は王者の座についた者も安穏とはしていられない。

言うまでもなく、巻き返しを期する者は馬やその陣営だけにあらず。
今年は肝煎りでやっていながら結局2歳GⅠ全敗に終わったヘボ馬券師も、このまま終わるわけにはいかない。

春の決戦へ。気合入れてやっていくことにしよう。