2021クラシックへの道㊵ 贔屓の馬が勝ち進むのは嬉しいもんです(2020.11.28)

世紀の一線を翌日に控え、自分も気がそぞろだった記憶がある東京開催最終週の土曜日。
とはいえ、若駒たちは常に勝ち上がりと生き残りを賭けて走っており、西の重賞にはこの世代で贔屓にしている馬が参戦。彼らにとっても自分にとっても、決して翌日の前座ではないレースの数々が繰り広げられていたわけで。

11/28(土)


◆東京3R 2歳未勝利 芝1800 晴 良

⑬バジオウ 戸崎圭
④シテフローラル ルメール
⑨ミッキーセサミ 横山典

中団前寄りの位置につけていたバジオウが抜群の脚で抜け出して大差勝利。後方で脚を溜めていた2着馬3着馬と同じ上がりを余裕の手応えで使っており、相当のパフォーマンス。


◆東京5R 2歳新馬 芝1600 晴 良

⑭ジャングルキング ルメール
⑫エクセルローグ 横山武
⑪スマイルフェアリー 戸崎圭

ドゥラメンテ産駒・ジャングルキングが番手からコーナー差し掛かるあたりで先頭に立ち、後続を引きつけた見た目危ない逃げになるも、直線中ほどから突き放して完勝。鞍上曰くムキムキでマイラータイプらしい。

 


◆阪神2R 2歳未勝利 芝1400 晴 良

⑤ショウリュウレーヴ 団野
⑧ワールドバローズ 和田竜
③レッドフランカー 福永

タイトなペースで先頭に立ったショウリュウレーヴがコーナー抜けたところで外に寄れるもむしろ馬場の走りやすいところに出すことができたか、上がり最速タイの脚で最後は突き放して勝利。この距離をこの勝ち方、さすがミッキーアイルの子と思わされる。


◆阪神4R 2歳未勝利 芝1600外 晴 良

⑩スンリ 松山
⑨マイネルクハージュ 国分優
④インワンシティング 岩田望

ハナを争ったスンリが直線では後続に飲み込まれかけるも粘りに粘り、最後には差し返して勝利。


◆阪神5R 2歳新馬 芝1800外 晴 良

⑨ヴィクティファルス 福永
⑥カサデガ 川又
①タナキーボー 武豊

単勝1.4倍のヴィクティファルスが好位から抜けて順当勝ち。相手関係含めそこまでインパクトのある勝ち方ではなかったが、次戦で更なる進境を見せ、叔父シルバーステートの夢の続きを鞍上に見せてくれるだろうか。


◆阪神6R 2歳新馬 芝1600外 晴 良

①ティフォーザ 岩田康
⑤エニシノウタ 幸
③メイショウオニユリ 池添

上位4頭並んでゴールイン。見た目的には後ろから突っ込んだ4着のパラッツォレジーナが一番期待できそうではあるが、果たして。


◆阪神11R 京都2歳ステークス(GⅢ) 芝2000 晴 良

⑧ワンダフルタウン 和田竜
⑨ラーゴム 武豊
⑥マカオンドール 岩田康
⑤グロリアムンディ 福永
⑦ダノンドリーマー 岩田望

このレースについてはこちら
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6着だったバスラットレオンはその後朝日杯4着、シンザン記念3着と健闘。いやがおうにも上位勢の続戦が楽しみに。
ここを見事に勝ち、的中ももたらしてくれたワンダフルタウンは贔屓の一頭ということもあり、とりわけ大きな期待を寄せている。次戦は弥生賞を予定しているとのことで、小回りが得意そうな印象はないこの馬には試金石となるだろうが、何とかこなしてもらいたい。


この阪神での京都2歳ステークスをもって、2歳の重賞戦線はひと段落。年末のGⅠ3つを残すのみとなる。
この時点では馬券の調子もかなり良く、このまま大一番も3連勝キメて荒稼ぎしてくれようと意気込んでいたのだが……