2020 ファンタジーステークス 感想戦(2021クラシックへの道)

先の土曜日の回顧をもう一丁。

撃沈した京王杯2歳Sの結果と内容を受け、あんな強いモントライゼを下しているメイケイエールもヨカヨカも買っていないことに途方に暮れつつ、府中のターフビジョンで眺めた一戦。

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◆ファンタジーステークス

◎⑥オパールムーン
◯⑨ラヴケリー

【買い目】
馬連・ワイド ⑥ー⑨

 


【着順】
⑩メイケイエール 武豊
⑥オパールムーン 横山典 ◎
⑨ラヴケリー 川田 ◯
⑫オプティミスモ 藤井勘
③ヨカヨカ 福永

1000m56.6とゆるみのないペースだったにも関わらず、メイケイエールは激しく掛かってグイグイ前へと進出してしまう。
武さん曰く普通ならダメになるパターンだったが、最後まで脚色衰えることなく2歳レコードを叩き出す勝利。能力は凄いがマイルに向けての課題は大きい。克服できるかどうか。
それにつけても前週のソダシに続き、シラユキヒメ一族が突然の台頭。競馬とはこんな面白い現象も起きるものなのかと感嘆。

一方こちら本命のオパールムーンは世に言うノリポツンが飛び出してあちゃーと頭を抱えたが、4コーナーでの手ごたえとノリさんの出し方を見て、あ、コレやってくれる方かもしれないと。
果たして期待以上の鬼脚が炸裂し、勝馬には届かなかったものの堂々2着。上がりは二番手より0.7秒も速い33.5。次の舞台でもこんなマネできちゃおうものなら、一気にクラシックの、そして将来の名牝への有力候補となる。楽しみにしたい。

先行していたラヴケリーは、後ろに交わされ4着かと思いきや、根性の差し返しを見せてのハナ差3着。アエロリットといいこういうことしてくれる馬は非常に好感が持てる。
まして自分の馬券になってくれたのなら尚のこと。こちらも次も注目してみたい。


というわけで土曜の2歳重賞は1勝1敗。
全然ダメだった後に、写真判定でワイドを拾えたのはかなり大きい。
いよいよ暮れの大舞台も迫ってきた今、しっかり研究し、より大きな果実を得られるようにしたいところ。