2021 中山金杯・京都金杯 予想

ここは今から競馬です。

などと、広告鬱陶しいけど読んでみたら案外面白いコミックのような書き出しで、新たな年の新たな戦いの幕を開けてみる。

経験上、一年の計は金杯にありというのは些か大袈裟ではあるが、プラススタートになるかマイナススタートになるかは精神衛生上だいぶ異なることは確か。
ここはガッチリ勝って、余裕あるスタートを切りたい。

◆中山金杯

◎⑤ショウナンバルディ

夏に福島と小倉で大敗しているが、それを調子落ちによるものと度外視してしまえば、安定して走っている馬に早変わり。重賞初挑戦の前走も少なくとも今回とは見劣りしないメンバー相手に惜しい4着。枠も良く、初の関東輸送・初の中山がダメでなければ。
できれば岩田騎手に継続騎乗してもらいたかったところだがまあ仕方がない。津村騎手なら人気もしないだろうし……と思いきや1/5が誕生日とかいう多少は売れ行きを伸ばしてしまいそうな余計な要素が。まあ同業者評価は高い人であるし、ここは初めてのバースデー重賞勝利を決めてくれることを期待したい。

そして相手選びが難しい。
明け4歳世代の上位馬であるディープボンドやダーリントンホール、上がり馬のヒシイグアス、ローカル重賞で安定してるヴァンケドミンゴやバイオスパークなど、人気上位になりそうな馬は総じて強くても案外だとしても驚きはないといった顔ぶれ。

ここは本命の単複を念頭におきつつ、意外と付かないようならその時に相手を考えることにしよう。

 



◆京都金杯

◎⑯トリプルエース
◯⑮サトノアーサー
▲⑪ボンセルヴィーソ
△③ロードマイウェイ
△④ピースワンパラディ

中京での京都金杯という空間の歪み。
だからというわけではないが、自分としては珍しく上がり馬なぞをチョイス。前走さほどの長休明けでもなかったのに大幅体重増で出てきて強い勝ち方で準OP突破したトリプルエースには本格化の気配を感じる。中1週でここに出してきたのも、コイツはイケるぜとの陣営判断のもとなんじゃないかと。
なおデビュー前からこの馬に調教つけていた団野騎手がレースで乗るのは初めてのこと。それで重賞初勝利なんて決めようもんなら素敵すぎる年明けじゃなかろうかと。

相手は前走こそ出遅れから挽回できなかったものの、これぐらいのメンバーレベルのレースならまず上位に顔出す筈のサトノアーサーに、ここらで先行策を決めそうな気がするボンセルヴィーソが本線。
3連系でいくのなら、揃って好枠のキャピタルS上位2頭を絡めたい。


さあ。幸先の良いスタートを切って、乾杯することにしよう。