2021 中山金杯・京都金杯 感想戦

2021年最初の馬券購入レースとなった万葉Sでささやかであるがいきなりの初的中。こりゃ今年はエエんでないの?もしかしたら年間通してハズレ知らずの神馬券師へと登りつめちゃったりなんかして。
などと鼻息フンフンして東西の金杯へと臨む。

◆中山金杯

◎⑤ショウナンバルディ

【買い目】
単複 ⑤
ワイド ⑤ー⑭

人気必至と思っていたヴァンケドミンゴがそこまででもなかったので、本命とのワイドなぞ買ってみる。

【着順】
⑨ヒシイグアス
③ココロノトウダイ
⑯ウインイクシード
⑫ロザムール
⑩アールスター

スローペースだったが、中団にいたヒシイグアスとココロノトウダイ、2頭の上がり馬が良い脚色で伸びてきて、クビ差で1番人気のヒシイグアスが勝利。
他は総じて先行勢が上位にいたのだが、力上位かと見ていたヴァンケドミンゴだけ大きく後退。近頃の戦績から坂道苦手疑惑はあったが、直線の急坂よりはるかに前、コーナーで早々と手ごたえ悪くなり鞭使ってたあたり、単純に出来の問題か、後ろで溜めないと話にならないタイプなのかもしれない。

こちら本命のショウナンバルディと新コンビの津村騎手は、スタート直後にカデナにタックルかますわ、先行しないとどうしようもないのにレース開始10秒後には前が塞がり激しく後退するわ、最後の直線で外に持ち出すもまた前が壁になるわと、1分半ほどの短い時間に3つも珍プレーを披露。
馬券は紙屑となるも、まあ笑えただけ良しとしておこう。

 



◆京都金杯

◎⑯トリプルエース
◯⑮サトノアーサー
▲⑪ボンセルヴィーソ
△③ロードマイウェイ
△④ピースワンパラディ

【買い目】
馬連 ⑯ー③④⑪⑮
3連複 ③④⑪⑮⑯
ワイド ⑮ー⑯

【着順】
②ケイデンスコール
④ピースワンパラディ △
⑬エントシャイデン
⑭タイセイビジョン
⑩シュリ

エントシャイデンが予想外に主張して、ペースは思ったより流れる。
コレは中団以後からイイ感じで持ち出した本命対抗のピンク帽が外差し決めるんじゃないかと期待したものの、前が全然止まってくれない。

内枠を利して経済コースを通り好位につけていたケイデンスコールが、追い出すや反応良く加速して、ピースワンパラディの猛追も退けて勝利。
一年半前のNHKマイルカップ以来一度も馬券になっておらず12番人気だった穴馬が勝利。強引な逃げに打って出た14番人気のエントシャイデンが3着に粘ったことで、正月早々重賞での100万馬券、WIN5に至っては5,000万円近くの払戻しとなる。
ビッグなお年玉が飛び出したものだが、当たってない大多数の人間にしてみれば、何じゃこりゃと呆然とするばかり。

本命のトリプルエースはテンでいかなかったかいけなかったか、後ろからの競馬になってしまった時点で結果的には終戦だったが、後方勢の中では唯一ある程度前に迫れており力は示した。仕切り直しの次走で相手や人気によっては狙い目になりそう。


というわけで、昨年に続き本年も惨敗の金杯。令和の金杯で祝杯をあげられる日はいつになることだろうか。