2020 京都牝馬ステークス・ダイヤモンドステークス 予想

もうね、私ぐらいのベテラン馬券師になると出走表を一見しただけでわかってしまうのですよ。

あ、これ当たらねえな、って。

そんな直感がビンビンにきたのが土曜の二重賞。固くいけば荒れるし、穴狙えば固く決まるに決まってる。買った馬が走らず、買わなかった馬が激走する未来しか見えない。
コイツは当たりそうだと自信あるときでさえ大概当たらないのに、こんな時に当たる筈ないよなと思いつつも予想は真摯に行う。

逆にこんな時こそ当たったりすんじゃね? という小さなともしびのような希望を胸に。

◆京都牝馬ステークス

◎⑨プールヴィル
◯⑫アマルフィコースト
▲⑰サウンドキアラ
☆⑦メイショウショウブ

タフで時計が掛かる馬場になっている京都だが、差しが効くというよりは、後ろもキレ味が削がれるため、ほどほどのペースならむしろ先行有利といった印象。
また状態は変わっていると思われるので土曜のメイン前に3つある芝レースはできればチェックしときたいが、穴っぽい先行馬中心で。

とりわけプールヴィルは、1400mの戦績が【3.3.0.0】、京都芝の成績が【1.1.0.0】と連対が約束されたような数字の割には人気はそこそこ。確かにタフな馬場に不安はあるが、狙い目かと。

昨年3着に入り穴を開け、昨秋もロードマイウェイやサトノアーサーと好勝負したアマルフィコーストが今年もまた人気していないので、おかわりを狙いたい。

京都金杯で並いる牡馬たちを下したサウンドキアラは大外とはいえ切り難い。
阪神Cで一頭ケタ違いだった馬を度外視すれば勝ち負けのメイショウショウブは四位騎手が重賞最終騎乗ということもあり、注意が必要。

 



◆ダイヤモンドステークス

◎④ロサグラウカ
◯⑦タガノディアマンテ
▲⑪タイセイトレイル
☆③ポポカテペトル

前走準OPとはいえ逃げ勝ったロサグラウカがまたスロー逃げできそうなメンツで、ハンデにも恵まれているのに人気薄。こういうのは買いたい。
冬場に強い傾向があることもポイント。

前走万葉Sで、ステイヤー界のニュースター爆誕と思わせる勝ちっぷりだったタガノディアマンテが対抗。

アルゼンチン共和国杯2着、日経新春杯も決して悪くなかったタイセイトレイルも思ったほど人気していない。中谷騎手でなく川田騎手が乗っていればまずもっと人気していた筈。

ポポカテペトルは前走見る限り幾分か復調気味か。あの大荒れ馬場の菊花賞で3着に入ったスタミナを今一度見せてほしい。


土曜はこんなところ。
顔ぶれ的にどちらのレースも全く印つけていない3頭で決まっても不思議ではない。てかその可能性は決して低くない。


日曜のGⅠはあらかた検討済。
明日ブログも書くけれど、詳細な所見と予想を早めにご覧いただくにはこちらから。
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