2021クラシックへの道⑬ 新潟2歳ステークス 感想戦(2020.8/30)

今後、2歳(明け3歳)の芝1400以上の重賞感想戦はクラシックへの道シリーズに組み込むことに。
なお、先週分の回顧をまだできていないため⑫より先に⑬をアップ。早よ追いつきたい。

直線長い新潟で行われるは、世代初のマイル重賞。近年はあまり年末のGⅠやクラシック本番で好結果を出す馬は出ていないが、かつては1着馬が桜花賞、2着馬が皐月賞を勝ち、それぞれオークスとダービーでも2着と、伝説の2歳ステークスと言っても良いレースだった年もあったり。
何にしても、ここを勝てばかなり先までの切符が手に入ることは確か。頂上を目指す一番星の誕生に刮目したい。

◆新潟2歳ステークス

【着順】
⑪ショックアクション 戸崎圭
⑨ブルーシンフォニー 田辺
⑤フラーズダルム 福永
④ファルヴォーレ 岩田康
①シュヴァリエローズ Mデムーロ

 


平均程度のペースで進み、直線バラけての脚比べ。
前走チグハグな競馬になりながらも期待馬をねじ伏せたブルーシンフォニーが今回はスムーズに先頭に立つかと思いきや、より強い脚色で迫ってきたのがショックアクション。並んだと思いきやすぐに抜けていき、少しずつ差を広げて1と3/4馬身の差をつけての勝利。ここはハッキリと強かった。

新馬戦で抜群の勝ち方を決めたフラーズダルムも中団からジリジリと伸びるも、弾けるような脚はなく3着まで。ゴドルフィンのワンツーを許す。
福永騎手も言っているように、この馬はキレ味で勝負するのでなく、長く脚を使うような勝負の方が向いているということなのだろうか。

現時点では勝ち馬と2・3着馬とは明確な差があるように思えた一戦。更に後ろとは言わずもがな。
とはいえまだ2歳夏。今後の成長如何で力関係が逆転することなんて全然有り得るし、ここで戦った馬たちが今後台頭してくる馬に駆逐され尽くすことだって十分にあり得る。ていうか近年は大体そういう傾向。

今日戦った中に、ハープスターやイスラボニータがいるのかどうか。
世代の戦い全体の中の重要な一つとして、しっかり見極めていきたい。


ちなみに、当方今週はこのレースで馬券勝負。
人気ではあったけど、新馬戦でコイツは強いと思ったフラーズダルムとブルーシンフォニー、穴馬として面白そうなセイウンダイモスで勝負して、さすがに人気二頭のワイドは買ってなかったので沈没。札幌記念の勢いに乗ることはできなかった。残念。


☆にわか的注目馬
ショックアクション