2020 函館記念・中京記念 感想戦

夏競馬は荒れる。
よく言われることではあるが、それは単なるイメージの話で、実際に分析してみれば特にそんな偏りはないという論も耳にしたことがある。
まあそんなところだろうなと思いつつ迎えた夏前半戦の最終週はどんなんだったか。

◆函館記念

【着順】
⑭アドマイヤジャスタ
⑥ドゥオーモ
②バイオスパーク
⑩トーラスジェミニ
⑦レイホーロマンス

ペースは流れ、人気馬のレイエンダはじめ前にいた何頭かは苦しくなってしまう展開。
にしても中団から抜けてくるのが15番人気馬で、後方から突っ込んでくるのが13番人気とは。

終わってみれば、人気馬たちがいつでも好走するというタイプではなく、2歳時とはいえGⅠ2着の実績を持つアドマイヤジャスタや、つい3走前に重賞2着しているドゥオーモを狙うのも無理筋ではなかっただろうか。

 


続いて今年は阪神で施行の中京記念。
こちらはそこそこ安定感ある強者もいるし、そこまでの大荒れはないかなぁと思いつつも、絶好の穴馬を発見してちょっとだけ買おうとするも時間切れで買えず。

こうなれば買う予定だった馬は来ませんようにと祈りつつ見。

◆中京記念

【着順】
⑭メイケイダイハード
⑬ラセット
⑱エントシャイデン
⑦ケイアイノーテック
⑫ミッキーブリランテ

中団より後ろから外差しを決める馬がいるんじゃないかと予感が走って買おうと思った穴馬は大ベテランのブラックムーン。
狙いは悪くなかったが、突っ込んでくるのが更なる大穴だとは思いもよらなんだ。

2着のラセットはあるかもなと一考していた馬だったが、勝ち馬のメイケイダイハードは全くの考慮外。陣営すらシンガリ負けを覚悟していたと言ってるぐらいなので、ド素人の当方には手も足も出るわけなし。
強いて買い要素を言えば条件戦の頃から二桁着順連発していたと思いきやいきなり勝ったりしているところぐらいか。
てか重賞で18頭立ての18番人気が勝つとか初めて見た気がする。


両重賞いずれも3連単300万馬券が飛び出し、WIN5はキャリーオーバーとなった狂騒の日曜日も明けて週も半ば。回顧を終えて思わず呟く。

夏競馬は荒れるなぁ。