2019 プロキオンステークス・七夕賞 感想戦

短冊に願いを託す年齢でもないが、自分なりに希求するところがあっての、馬券休止生活。
創出された時間を有効に活用しなければならないところなのだが、ここのところ平日の時間外業務がパなく、この土日はくたびれ果てて狭く薄汚い寝ぐらにてダラダラと。

馬券やっていない分、単にハリのない自堕落な休日を過ごしているようじゃ元も子もない。

曇天で星の見えない夜空に祈る。

真人間になれますように

◆プロキオンステークス

⑩アルクトス
⑫ミッキーワイルド
④ヴェンジェンス
⑤サンライズノヴァ
⑨マテラスカイ

馬券休止に伴い、7〜9月中はグリチャを解約することにした当方、他に選択肢がないのでフジテレビにて視聴しているのだが……
ゲートから飛び出て馬体検査になった馬が出た時点で嫌な予感がしたのだが、案の定ここでCMを消化しなければという判断が下り、明けたときにはスタートを切った後という有様。
これはフジテレビだからとか競馬だからとかでなく、民放でスポーツ中継を観る以上付き物なのでやむを得ないと諦めるしかないのだろうか。

レースの方は、ハイペースで粘りきれなかったマテラスカイ、追い込みきれなかったサンライズノヴァといった実績馬を、上り調子の3頭が制した形。
もう200m短ければマテラスカイが、200m長ければサンライズノヴァが馬券になっていたのではないだろうか。
 



◆七夕賞

【着順】
⑫ミッキースワロー
⑮クレッシェンドラヴ
⑨ロードヴァンドール
⑪ゴールドサーベラス
②アウトライアーズ

何頭かの先行馬を制して先頭に立ったのは、競馬歴の浅い自分にとっては元祖逃げ馬とでもいうべき存在のマルターズアポジー御大。
2年前のこの舞台で人気していたものの、3頭出しの某クラブの1頭が無理やり競りかけるという、滅多に見ないほどわかりやすい潰しに遭って沈んだことなぞ思い起こされる。

当時は、気持ちよく逃げさえすればペースが速くても粘り切るという特長と実力の持ち主だったが、7歳になった今、この距離・馬場で1000m58.0はしんどすぎたか、向正面で既に怪しく、コーナー抜ける頃にはすっかり馬群に飲み込まれて終了。世は無常。

レースラップで後半の方が3.6秒もかかった消耗戦を制したのは、果敢な捲りから先頭に立ち押し切ったミッキースワロー。
前走で馬場が渋ったらダメ疑惑が出ていたが、ここでは地力が違ったか、前走の大敗は別のところに理由があったか。
かつてこの馬の力を引き出せずに降ろされた菊沢騎手の涙のインタビューに思わずもらいそうになる。こんな青年が、ちょっと同い年の女の子と仲良くしただけで一部の人間から壮絶に叩かれるんだもんなぁ。難儀な商売やで。

まあ個人的には福永騎手が全場重賞制覇する姿を見たかったりしたのだが。


なお函館メインのマリーンステークス。
もういいよ、と思われてしまうかもしれないが、発走前に出走表チラ見してカゼノコじゃね? と思ってたんだよなぁ。。。(だったら買え)