2019 CBC賞・ラジオNIKKEI賞 感想戦

ローカル3場開催の幕が上がり、いよいよ夏競馬が本格スタート。
既報の通り、当方今年は旅打ちでの現地参戦時以外は馬券活動は休止し、メインレースや2歳戦を中心に見するというスタイルでこの夏は競馬を楽しむことに。

んで、コレやると間違いなく付き物になるであろうと予測された或る想念、いや妄念に、いきなり取り憑かれる。
言わずもがな「買ってれば当たってた」

◆CBC賞

【着順】
⑨レッドアンシェル
④アレスバローズ
③セイウンコウセイ
⑧キョウワゼノビア
⑦ビップライブリー

春のスプリントGⅠと同じ舞台で行われる夏の電撃戦は、雨降りしきる不良馬場にて。

2年前の春に栄冠を勝ち取り、そして今年の春にもまだ終わっていないところを見せつけたセイウンコウセイ、昨年の勝ち馬のアレスバローズといった中京巧者らとともに抜け出し、最初にゴールを決めたのはレッドアンシェル。5歳夏にして重賞初勝利。
どうやらスプリントに路線を変えてから完全に一枚壁を突き抜けた模様。

なおファンファーレ聞きつつ初めてしっかり出走馬名を確認した当方はパッと見で、まあセイウンコウセイは間違いないとして、川田があまり人気してないのは美味しいんじゃないか? 確かアレスバローズは昨夏やたら強かったし。後は福永かな? と所感を抱いていた。いやまじで。

もちろんいざ馬券を買うとなり、詳細に検討を進めていたとしたら、前走高速馬場の準OP勝ちのレッドアンシェルは軽視していたかもしれないし、近走の結果を改めて見てアレスバローズはもう終わっていると考えたかもしれないし、セイウンコウセイは鉄砲とハンデで嫌っていたかもしれない。てか可能性はかなり高い。

なのだが、いざ直感通りの結果になると、却って何か損したなーと思ってしまったり。
こんな妄念も勉強の一つなんかなと思いつつ、福島のメインを迎える。
 



◆ラジオNIKKEI賞

【着順】
⑭ブレイキングドーン
②マイネルサーパス
⑬ゴータイミング
③ダディーズマインド
⑯アドマイヤスコール

後方で脚を溜め、コーナーで無理なく位置を上げていき、直線入るときには先行馬をとらえる位置という、福島でのお手本のような競馬をやってのけた田辺騎乗のブレイキングドーンの勝利。
最後方からのゴータイミングは良い脚で伸びてきたが、内側を好位でロスなく運んだマイネルサーパスを捉えきれず3着まで。

なおこのレースでは初見で面白いかなと思ったのは、皐月賞でも穴あけ候補として期待したランスオブプラーナ。奇しくもその皐月賞で潰してくれたダディーズマインドに意趣返ししてくれるんじゃなかろうかと。
結局枠も響いたか好スタートではあったが前を取りきれず、最終的にはブービー。こちらは直感大ハズレ。
一方のダディーズマインドはしっかりハナをとり、先行馬には厳しめのレースで惜しい4着だったあたり、逃げ馬としての序列は一旦決まってしまったのかなと。


このように、若干のモヤモヤまじりでスタートした我が馬券の夏休み。

なお、両重賞の一つ前、巴賞にてレース開始直前に気になった馬3頭の中にスズカデヴィアスとカデナが入っていたことを述べたらみっともない後出し野郎認定されてしまうだろうか。
もちろんこちらも詳細に検討を進めたとしたら、かなりの高確率で切っていたとは思うのだが……

ワイド万馬券とか見てしまうと、モヤモヤせずにはいられないあたり、まこと功夫が足りていない。