2018 北九州記念・札幌記念 感想戦

この土日はウインズデイとやらで、扇子と手ぬぐいの噺家セットがもらえたり抽選会に参加できたりとのことで、わっちも土日とも渋谷までいそいそと出かけていったってぇわけで。

お一人様一つまでとなっているのに、並び直しし放題からの、ヤフオクやメルカリに出品されまくりという状態を目の当たりにし、まともに取り締まれないならこんなんやんなきゃいいのにと溜息。
本場の来場ポイントキャンペーンはよくできてるんだなあと。

なお、私めは正攻法でオジュウチョウサンセットとタンブラーをゲット。

タンブラーは抽選会でB賞だったのだが、何げに当選確率は800分の25という貴重な一品。
A賞がグルメギフトだったことを考えると、形が残るものとしては一番の大当たりだったのでは。てか運を使ってしまった感。
これで焼酎でも飲みますかね。

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◆北九州記念

◎⑥セカンドテーブル
◯①ゴールドクイーン
▲⑨ラブカンプー

【買い目】
馬連・ワイド ①⑥⑨

【着順】
⑤アレスバローズ
⑪ダイメイプリンセス
⑨ラブカンプー ▲
⑩グレイトチャーター
⑥セカンドテーブル ◎

やたらと時計出る今開催の小倉であるが、さすがに入りの3ハロン32.4は厳しすぎたか、期待のゴールドクイーンはじめ先行馬は垂れて行く中、内で控えてしっかり脚を溜め出どころを見極めたアレスバローズが今夏2勝目。
福島で1番人気10着に沈めて以来下ろされていた菱田騎手は面目躍如の重賞初勝利で志田未来と握手。うらやましい。

千直専用機かスプリンターとして覚醒したか判然としなかったダイメイプリンセスは、コーナーあってもいけると証明。
秋山騎手のイカす勝利ポーズこそ見れなかったものの、ナメちゃいけないことは思い知らされた。

唯一先行して粘ったラブカンプーも、3歳であることを考えたら前途は洋々。
重賞3戦連続馬券内を含め、1200以下は7戦すべて馬券内と次代の主役候補かもしれぬ。

本命セカンドテーブルも、厳しい流れの中粘りこむ競馬が真骨頂ではあるが、さすがにここまで速いとついていけなかったか、いつもより控えた位置から何となく5着入着。
決して弱くはない、むしろ安定して強いところを見せたともいえるが、今回は残念。
 


そして札幌記念。昨年は現地で観戦したレース。

◆札幌記念

◎⑮モズカッチャン
◯⑦ゴーフォザサミット
▲④マイスタイル
△②サングレーザー
△⑭ミッキースワロー

【買い目】
3連複 ⑫ー④⑦⑩ー②④⑥⑩⑭
ワイド ④⑦⑮ / ④⑥⑩

どうも思ったより前が有利かと思える傾向を見て、買い目にスティッフェリオ、クロコスミアを追加。両者とも洋芝で実績残しており、人気薄なことから期待も膨らむ。

【着順】
②サングレーザー △
⑤マカヒキ
⑮モズカッチャン ◎
⑫サウンズオブアース
⑩スティッフェリオ

蓋を開けてみたらペースはある程度流れ、先行馬は苦しい展開。
日曜の平場レースを見る前段階の見立て通りともいえるが、それでも後方からでは厳しく、好位差しが決まるかと思っていたので、どちらにしても読み違い。

短い直線でも弾ける力を持った実力上位馬、つまりは人気馬での決着だったが、非常に見応えのある戦いだった。
衰えというより、春全休明けはどうかと思ったマカヒキが後方からぶっちぎり復活勝利かと思いきや、インで力を溜めていたサングレーザーが馬一頭分のスペースを抜けて更に上回る末脚を炸裂させ、ゴールの瞬間だけハナを前に出していた。

ほんの一瞬、刹那の出来事。
しかし、長く記憶にとどまるであろう、見応え抜群の一瞬だった。
僕の宝物に一瞬が永遠になるとは、競馬のことを歌った曲だったのか。

そして本命モズカッチャンも、よもやの最後方から恐るべき末脚。
悔しい4着ではあるものの、サウンズオブアースもまだまだ枯れていないところを見せてくれた。
惨敗も「ああハイハイ、今日はオレの日じゃないのね」とばかりに早々と追うのをやめたミッキースワローとてまだ見切るわけにはいかない。


サングレーザーは広いコースの中距離でも、あの末脚を披露することはできるのか。
狼煙を上げたマカヒキは、大舞台で完全復活なるか。
モズカッチャンはエリザベス連覇を目指すのか、はたまた……?

このレースそのものの面白さもさることながら、秋のGⅠ戦線をまた一層面白くさせてくれる名レースだったのではなかろうか。

馬券は全然当たらなかったけど……

てか、今年こそ現地に観に行くべきだったなぁ……