2020 武蔵野ステークス・デイリー杯2歳ステークス 予想

アーモンドアイ陣営がジャパンカップ参戦を表明、空前にしておそらく絶後であろう三冠馬3頭の激突が実現する運びとなり、多くの競馬ファンの心は既に二週間後の府中の地を浮遊している。
こちらもご多分に漏れず、意味もなく奇声を上げて走り出しそうな程度には興奮しているが、いやいや落ち着け、そんな先のことを考えるのはまだ早いぞと言い聞かせている。

史上最大の決戦の日まで、中央競馬は実に6日の開催日があるわけで、それぞれの日に素晴らしいレース、ドラマが繰り広げられることは間違いなく、それに心ここに在らずで取り組んでしまい楽しみを半減させてしまっては勿体なさすぎる。
まずは直近の土曜日、東でダートの強豪、西で期待の新鋭たちのぶつかり合い。それぞれ見逃していい筈はない。

◆武蔵野ステークス

◎⑧ワンダーリーデル
◯⑥サンライズノヴァ

昨年と一昨年の当レースの勝馬であり、今年のフェブラリーSでハナ差3着4着だった2頭。舞台適性は証明済。

◎⑧ワンダーリーデル
いくつかのサイトでの想定オッズを見ると5〜7人気ぐらいの中穴どころになりそうだが、人気を集めそうなタイムフライヤーにこの舞台では2度ぶつかっていずれも先着。
ここは絶好の買いどきかと。

◯⑥サンライズノヴァ
こちらは更に府中ダートマイルの代名詞的存在。斤量58は何ら問題ないことは夏に証明済。不安があるとしたら、あまり松若騎手と手が合っていないというか、そもそも腕が上位騎手と比べると……という部分だが、まあ余程まずく乗らなければ上位に顔は出してくれるだろう。

オッズにもよるがこの2頭の馬連・ワイドでいく予定。近頃は最も結果出てる買い方。
GⅠ馬のモズアスコットが今もって全然強いかもしれないとは思うが、初めて背負う59の酷量はさすがに厳しい可能性もあるかなあと。

 



◆デイリー杯2歳ステークス

◎②レッドベルオーブ
◯⑥カイザーノヴァ


◎②レッドベルオーブ
初戦は時計の掛かる新潟でほぼ勝ち馬と差のない競馬をし、2戦目は速い中京でぶっちぎりのパフォーマンスでレコード勝ち(今年9月の中京でレコードはさほど価値はないが、この馬はそれにしても強すぎた)。
現時点では世代屈指の期待馬。ここはクリアして次なる大舞台に向かってもらいたいところ。

◯⑥カイザーノヴァ
2頭の2勝馬のうち、チョイスしたいのはこちらの方。前走クローバー賞では速さ以上にど迫力を感じる脚色で強敵ラヴケリーに競り勝っており、順調に成長すればかなりのところまで行けそうと感じさせるものがあった。

この2頭だとワイドなんて馬券はまず3倍もつかないだろうと思われる。
バシンと馬連一点で決めるか、もしそれもあまりに安いようなら見にするか。

何にしても馬券については今しばらく考えようと思う。
西へと向かう新幹線の中で。