2019 金鯱賞・フィリーズレビュー 感想戦

思えば先週の土曜日は、障害復帰戦のオジュウチョウサンが明らかに力をセーブしつつも格の違いを見せつけたり、シルバーコレクターだったフロンテアクイーンが悲願の重賞勝利達成したりと、馬券の方を度外視すれば、これぞ競馬の本懐と言えるようなドラマを楽しむことができた。

そして日曜日。
日本を代表する駿馬が中東に飛び立てど、こちとら中東より中京じゃいと集いしいずれ劣らぬ英傑たちの競演。
ここで繰り広げられるドラマがつまらない筈などなく。

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◆金鯱賞

◎⑫モズカッチャン
◯⑥ペルシアンナイト
▲⑩アルアイン
△⑪リスグラシュー
×⑧エアウィンザー

【買い目】
馬連 ⑥⑩⑪⑫/⑧ー⑥⑫
3連複 ⑥⑩⑫ー⑥⑩⑫ー①⑥⑦⑧⑩⑪⑫

結構付く5歳GⅠ馬の馬連ボックスを本線に、3複3列目を広めにし、もしダノンプレミアムとエアウィンザーが一緒に来ちゃったらしゃあないと諦める構えで。

【着順】
①ダノンプレミアム
⑪リスグラシュー △
⑧エアウィンザー ×
⑥ペルシアンナイト ◯
⑩アルアイン ▲

というわけで一緒に来てしまう。

てか何なの? なんで爪の状態が悪くて結局クラシック無冠だったどころか秋は一戦も使えなかった馬が、いざ久々に出てきてみたらこんな問答無用な強さなの?
と、ダノンプレミアムの完勝劇を前に、思わずクレーマーになってしまいそうになる。
好位から抜け出し、上がりは後方からのリスグラシューと同時計の最速。反則じゃんこんなん。脱帽するしか無し。

エアウィンザーも連勝上り調子の馬はまあそうよねという好走。予想記事でも述べたとおり実はこの馬にとってもここは叩きの可能性アリ。本番も軽視はできない。

一方我が買い目の歴戦の豪傑・女傑はといえば、リスグラシューこそさすがの脚を見せたものの、あとは皆不甲斐ない。
ペルシアンナイトはまあ結局休み明けはこんなんよねコヤツと割り切ることもできるが、いつももっと粘るアルアインと、もっと突っ込んでくるモズカッチャンはともにらしくない負け方。
いずれも過去最高体重の余裕残し、初の競馬場、更にアルアインは鞍上直前変更、モズカッチャンは凡走の後に充実の秋を迎えた前歴アリといったエクスキューズはあるものの、なんぼなんでも上位と着差つけられすぎじゃなかろうかと。

これで本番の大阪杯は難しくなったととらえるか、いやいや、もしダノンプレミアム出るなら超簡単になるじゃんととらえるべきか。
登録馬発表が待ち遠しいのは確か。
 


予想記事あげる時間なかったが、日曜日もう一つの重賞はこんな予想と買い目だった。

◆フィリーズレビュー

◎⑮ジュランビル
△⑤アウィルアウェイ
△⑥プールヴィル
△⑨メイショウケイメイ
△⑩イベリス
☆⑧エイティーンガール

【買い目】
枠連 [3]ー[7]
馬連 ⑮ー⑧⑨⑩
ワイド ⑧ー⑮

【着順】
①ノーワン ⑥プールヴィル △ (同着)
⑮ジュランビル ◎
⑩イベリス △
⑨メイショウケイメイ △

内側突っ込んできたノーワンなる検討時即切りだった馬にどこのどなた様ですかと頭抱えたが、なにげに印付けた6頭のうち4頭が掲示板とイイセン付いていた模様。
しかし当たらなくちゃしょうがない。


中山メインの1勝馬しか出てないのにGⅠトライアルになってる摩訶不思議なレースでようやくこの日どころかこの週唯一の当たりを拾うも焼け石に水。
またもやJRA様にお布施を納める羽目になり、部屋の片隅で両膝を抱える。

そんなことしてるうちに、もう目の前は春のGⅠシーズン。季節はめぐる。
よし、ぼちぼち回収にかかるとしようか。