2019 中山金杯・京都金杯 予想
あけました。おめでたい。
とのことではあるが、こうも実感がないのはどうしたものか。どこかで年月が経り、己が老境に近づいていく事実を拒絶しているのだろうか。
大台がいよいよ近づいてきてしまい、さすがに今年は期するものがある。今年こそ、と言っても良いかもしれない。
競馬ばかりにうつつを抜かさず、他の大事なことにもしっかり時間を割こうというのが一つのテーマ。具体的には読んだり観たり書いたりその他諸々。
とはいえ競馬についても疎かにはしたくない。
短い時間でも集中して検討し、直感も込めて的中を導き出す。そんな馬券師を目指したい年初め。
◆中山金杯
◎⑧マウントゴールド
◯②アドマイヤリード
▲⑥エアアンセム
☆⑭ブラックバゴ
なんでも30年余のキャリアを誇るレジェンド・武豊騎手が中山金杯に騎乗するのは初なのだとか。
そういう舞台でさらっと勝ちを持っていってしまいそうという予感もしつつ、デビュー戦を除いて芝では常に掲示板、重賞でも好走している安定感抜群のマウントゴールドが、抜けた相手がいないここでは最有力かなと。
前走久々に良いところを見せたアドマイヤリードは、枠を考えると鞍上ノリさんは外を回すのでなく、内が開くかどうかに賭ける騎乗をするのではないか。
実際開いてさえくれれば、牡馬とはいえ超一線級相手ではないここなら突き抜けるだけの力はあると見る。
いつも年明けの中山では絶好調の田辺騎乗のエアアンセムもここでは十分やれる実力馬。
後方から飛び込んでくるとしたらブラックバゴ。思えば昨年の年明けは、同じ勝負服を着た戸崎圭太が躍動したものだった。
てかあれからもう一年とかやんなっちゃう。
東はこれで大体OK、次は西。
◆京都金杯
◎⑫パクスアメリカーナ
◯⑰ロードクエスト
▲⑮マイスタイル
△④グァンチャーレ
圧巻だった前走を見るに、パクスアメリカーナは今年のGⅠシーズンにはマイル王を争っていなければならない傑物。
春のローテを楽にするためにも、ここはきっちり賞金を加算したいところだろう。
相手候補は後ろからならロードクエスト、前残りならマイスタイルとシンプルに考えたい。
特に新鞍上に福永を迎えたロードクエストは、前々走の重賞勝ちがミルコのおかげ、前走のGⅠ大敗こそが真の姿と思われているとしたら、絶好の買いどころと見る。
人気を集めるサラキアだが、出遅れ率100%のうえ、何となく感覚的にだが距離短縮が良いような気がせずここは思いきって切りたいところ。
競馬は競馬で今年も気合入れて取り組んで、まずは金杯で乾杯といきたいもの。