松屋「鶏と白菜のクリームシチュー定食」食の感想

朝の支度のBGVで垂れ流している朝の情報番組にて「クリームシチュー定食は有りや無しや?」という論争が行われていた。何でも複数の局にて同じことをやっていたというのだから、つくづく平和な国ではある。
どうやら松屋のメニューにて展開されていることを受けてのこの論争、論点は以下の2点であるらしい。

①クリームシチューにご飯は合うのか?

②シチューに味噌汁が付いてくるなんて、スープ&スープでおかしいのでは?

まったくもってナンセンス。①については、ただ一言でこと済む。
「合う」はい論破。
ホワイトソースとご飯が合わないわけがない。パンやパスタじゃなきゃおかしいとかいう輩は、ドリアの存在を知らないのだろうか?
そもそも、クリームシチューはハウス食品がご飯に合うように開発したれっきとした日本食である。そんなことも知らない無知蒙昧な輩が多すぎる。ちなみに自分は今朝、その番組で知った。

②については、朝の番組で、いつも「私は鋭い視点で世の中を見ているとても切れる男です」アピールを全力でしているコメンテータが、定食の場合シチューはおかずなので、おかずとは別に汁があって然るべしという、いまいち成立しているのかよくわからない自説を力いっぱい宣っていた。
そんな意味不明な論を構築せずとも、クリームシチューには味噌汁が果たしている口内の食べ物を流してリセットする役割は果たせない、ってことで良いのではなかろうか。

 

というわけで、クリームシチュー定食は間違いなくアリ。早速、本日職場近くの松屋にてひとつ見繕ってもらってきた。

食券を出し、待つこと5分。松屋にしては長いが、この待ち時間が却って期待を高める。
たしか初期の美味しんぼで、鰻丼に30分以上かかるといわれて「まともな鰻は時間がかかることぐらい承知してるよ」なんて大らかに返してる紳士がいた。
自分もカウンタの中の外国人の店員に「まともなクリームシチューは時間がかかることぐらい承知してるよ」と声をかけてみたところ「は?」という顔を向けられた。

そんなこんなのうちに配膳。

f:id:bakenbaka:20161207221624j:plain

ちなみに現在ご飯大盛りにしても料金は同じ。生野菜はコーン不足らしく、代わりにレッドキャベツが入っている。互換性に欠けること甚だしいが、まあ良しとしておこう。

f:id:bakenbaka:20161207221646j:plain

鶏肉がゴロゴロなのは良いが、もうちょいモタっとしたシチューを期待していたのだが、思ったよりサラッとしていて、そして具に比してスープの量が少ない。

味の感想はまあ、普通としか言いようがない。てか松屋だし、それが当然だろう。
きもち薄味だった気がする。あと薄っすら醤油でも使ってるのだろうか、和っぽい味付けなのでご飯には合うのだが、逆にパンとかには合わなさそうな気がした。
濃厚なホワイトソースの味を期待していると肩すかし喰らうこと請け合いだが、まあ多少の語り草に注文してみるのも悪くないかもしれない。

 

クリームシチュー繋がりということで、くりぃむしちゅーの有田哲平さんが結婚したとか。

高校生の頃、たまにネタ番組で海砂利水魚が披露していた漫才で、それこそ腹筋が破裂しそうなぐらい笑っていたことを思い出す。

営業ネタでも良いから、たまには漫才見たいなぁ。