雑記ブログなんて自己満足のマスターベーションに過ぎないとは思うけど
雑記ブログなんてものは、言ってしまえば自己満足、一種のマスターベーションに過ぎない。
それが普遍的な真理であるとは思わないが、日々気の向いた内容を垂れ流し続けて、そろそろ300記事も見えてこようという者がそう思うのだから、一面での真実ではあるのだろう。
広告やらで本気で稼ごうとするのであれば、何かしら専門性・情報性のあるブログを運営すべきであるだろうし、雑記ブログという体をなすにしても、極力検索に引っかかりやすい題材を選び、ワードを使用するべきであることは自明。
当方も、昨年末からGoogleアドセンスの広告を貼り付けており、その辺りまったくの無頓着と言ったら嘘になるが、自己満足の駄文を書き連ね、それを読んでくださる方がいて、そのオマケとして雀の涙の小銭稼ぎが出来つつあって、今はそれで割と満足してしまっている。
もっと言えば、実際には誰も読んでいなかったとしても、こうして好き勝手に文章を書いて、送り出すという行為そのものがある種の愉悦。
他者がどうこうよりも、自身がそれで満足できるならばそれでオッケーと思っているきらいすらあり、紛うことなきマスターベーション行為と言えるのだろう。
が。しかし。
少しばかりこたえる出来事があった。
先週のこと、この記事がごく短時間であるが、当ブログとしては相当数のアクセスを集めてくれる時間帯があった。
バラエティ番組を視聴しての感想文であるが、どうやら検索上位に来てくれた模様。もしかしたらどこかのメディアでこの番組の話題が取り上げられたのかもしれない。瞬間的にグンとPV数が伸びた。
日頃よりバズやらなんやら日常茶飯事な方にとってはごくごく微小ではあるが、弱小ブロガーとしては滅多にないバブルに、些か興奮。
その時点で、後編もアップ済だったので、相乗効果でとんでもないアクセスアップが実現……
は、しなかった。
解析やら眺めると、前編と比べて後編のアクセスはひどく少ない。特に流入が跳ね上がった2時間に関しては、PV数とユニークアクセスはほぼ一致していた。
つまり、検索であの記事に辿り着いた方のほとんど全てが、前編の文章を目にして、おそらくは読みもせず、もちろん続きにアクセスなどせず、そっ閉じしたものと推察される。
まあ、あの番組の動画やら、ハプニング画像やらを求めていた方も多いだろうし、そもそも検索動機と一致していなかった可能性は大いにある。
それに、自分でも長ったらしく、読む者に何かをもたらすでもない、拙劣な感想文だとは思う。まさに自己満足の極み。
そして、ブログなんてそんなんで良いと思ってもいる。
でもね。
やっぱ前編だけアクセスしてもらって、後編をその殆どの人にスルーされるってのは、こたえてしまうわけで。
それなりに想いを込めた記事であったから尚更で。
ああ自分の文章は誰にも届かないんだなあと落ち込んでしまうのは、自己満足で良しとする志向と矛盾しているのだろうか。
ザイツタクヤ様のあたたかいコメントにどれだけ救われたことか。
じゃあ、読者をもっと意識したものを書けよ、マスターベーションやめろよ、と思われることだろうが。
みんな、マスターベーションやめることなんてできないっしょ?
こいつ自己満足のマスターベーション的なブログやってんな、でもこいつのマスターベーションなかなか面白いな。
なんて思っていただければ、幸せの絶頂。
だから自分は、これからも益々かきつづけるだろう。
マスターベーションだけにね。
……何回マスターベーションて言ってんだ。