2022 京都牝馬ステークス・ダイヤモンドステークス・小倉大賞典 感想戦

もうGⅠも終わり、次の週末。
すっかり遅くなってしまったが、GⅠウィークに行われた、他の重賞の回顧をば。

◆京都牝馬ステークス

開幕日の高速馬場は小雨なぞものともせず、1400の重賞で5ハロン56.9ぐらいでは前は止まりやしない。
先行した人気馬以外は用無しの結果。むしろ昨年重賞勝ちがあり、GⅠ以外では阪神で全連対してるロータスランドの単勝6.9は美味しかったのかもしれない。
岩田望来、ついに重賞初勝利。ケチャップ理論で一度勝ってしまえばこれからドンドン勝っていくかもしれん。

当方は千直専用機、せいぜい1200までと見られているオールアットワンスを、ひょっとしたら前走の大敗はたまたまで実は強いのでは……とチョイスした次第だが、何も見せ場なく前走以上の大敗。残念。

◆ダイヤモンドステークス

【着順】
⑨テーオーロイヤル
⑭ランフォザローゼス
⑥トーセンカンビーナ
③ヴァルコス
⑦ヴェローチェオロ

好位から4コーナーあたりで徐々に進出して、直線半ばで前をとらえたテーオーロイヤルがそのまま後続を突き放して2馬身差以上の完勝。
4連勝で一気に重賞ウイナーに。次なる挑戦もクリアしてしまい、盾ゲットとなるか。ディープボンドとタイトルホルダーの一騎討ちになりそうだった春天を盛り上げてくれる存在が出てきて嬉しい限り。

馬券の方は……

 


府中にて現地参戦していた日曜日、裏開催の小倉大賞典は前日にパッと見て決めた3頭を、そんなに検討し直すことなくパッと購入。
Twitterにはあげ忘れていたのだが……

◆小倉大賞典

【着順】
⑯アリーヴォ
⑫ランブリングアレー
⑦カデナ
⑧ヴァイスメテオール
⑥スカーフェイス

開催進み、前日の雨もあり、馬場はかなりボコボコ状態となっており、各馬とも内は開けて走る。
その中でもとりわけ外を回した実力馬たちが馬券内に。力のある馬に良いところ走られてはそりゃたまったもんじゃない。

その中でも余力十分な勝ちっぷりだったアリーヴォはどうやら本物か。はたまた勝った5戦すべてが小倉であることから専用機と見るべきか。
次は大阪杯濃厚と伝わっているが、何度かそういうチャレンジをしてから判断しても遅くはない。

なお、事前にTwitterで買い目あげなかったときに限って当たったり。
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この人気決着で15倍も付いてくれたのは有難い。GⅠの惨敗を前もって穴埋めしてくれました。


最後に。
府中を中心に何度も鮮烈な活躍を見せてくれてオープン入りを果たしたビッククインバイオがレース中の故障でこの世を去ってしまった。
繁殖牝馬としての活躍も期待されており、個人的には愛してやまないレインボーラインの縁者ということで思い入れのあった馬でもあったので、残念でならない。
治療技術も発展しているとは聞き及んでいるが、まだまだこのような事態に遭遇してしまうことは後を絶たず、悲しいかな我々に出来ることは無いに等しい。
何の慰めにもならないかもしれないが、せめてその存在を忘れないでいることぐらいしかできない。

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謹んでご冥福をお祈りいたします。