2021 エルムステークス・レパードステークス 感想戦

日曜日にしてオリンピックの最終日にして、どういうわけか出勤日だった8月2つめの日曜日。
何とか間に合うようにと帰宅して閉会式を見るも、何じゃこれの時間が多くて虚無に陥ったり、唐突なDJ松永登場にお茶吹いたり。

そしてバッハさんのお話タイムなぞを有効活用するために、レースを回顧してみたり。

◆エルムステークス

【着順】
④スワーヴアラミス
⑬オメガレインボー
⑪ロードブレス
⑥ウェスタールンド
⑩レピアーウィット

アメリカンシードが逃げるかと思いきや、トップウイナーが主張して、ヴェンジェンス以下先行志向の馬がかなり積極的にいき、ペースはかなりタイトに。

果たして、直線では前にいた馬が総じて苦しくなり、差し・追い込み勢がグイグイやってくる。
そんな中、中団の前目にいたスワーヴアラミスがコーナーから押しどおしも垂れることなく、外から伸びてきたオメガレインボーとの差しつ差されつの叩き合いを制し、およそ一年半ぶりの重賞勝利。
得意の北の大地だからこその好パフォーマンスか、今度こそダート界のトップ争いへと食い込んでいくか、展開利とはいえない根性の勝利だけにこの秋注目。

 



◆レパードステークス

【着順】
⑮メイショウムラクモ
⑭スウィープザボード
②レプンカムイ
⑪ノースザワールド
⑨ハンディーズピーク

ここまでに重賞で結果を出した馬が不在の、条件戦の如きメンツでのレースとなり、その中では前走2勝クラスを大楽勝しているメイショウムラクモが、ここでも手合違いかなという強さを見せ、勝利。
何でも柴田善臣騎手はかの岡部騎手を超え、JRA重賞最年長勝利記録を更新したとか。
若者の躍進、ベテランの踏ん張り、盛り上がりにはこの両方が必要。他のおじさまたち共々まだまだ頑張っていただきたい。

これで3歳ダートの世代戦は終わったが、どれが強いやらそうでもないやら、ちと判然としない情勢。
以前メイショウムラクモを寄せつけぬ勝ち方をして、JDDでも超大穴の逃げ切りを度外視すれば最先着だったゴッドセレクションが横綱不在の大関一番手といったところだろうか。
その馬は次戦シリウスSとか。ちと色々占うレースになりそうで注目。


ちなみに今週こそ完全見と誓っていた当方、ヴェンジェンスなぞに目をつけたのが運の尽きでして……
いや健闘はしていたけどね。相手のレピアーウィットとケイティブレイブともども直線入るまでは結構ワクワクさせてくれたけどね。

……いつ以来、的中してないんだろ。