2021 宝塚記念 感想戦

終わった。そして虚無。

戦い終えて睡魔に襲われフテ寝して、起きてドラマの最終回眺めて「こんな受験生いるかー」などとせせら笑いつつも、クライマックスでは「俺も20数年前にもっと頑張ってればなあ……」とか切なくなって、また虚無に陥る。

そして変わらぬ平日を迎え、ようやく回顧できる程度に浮上してきてVTR観て、つまらん文章書いて。
こうしてまた季節は過ぎてゆくのね。

◆宝塚記念

◎⑦クロノジェネシス
◯⑩カレンブーケドール
▲⑬キセキ
△②レイパパレ
△⑨アリストテレス

【買い目】
3連単 ⑦→⑩⑬⇔②⑨⑩⑬
3連単 ⑦→⑫⇔⑨⑩⑬

アタマは自信を持って固定。
穴馬の出番なしと思っていたが、前が厳しくなったりクロノに駆逐されて、無欲の伏兵が後ろから突っ込んでくることもあるかもなとミスマンマミーア絡みの6点を100円ずつ買ってみる。
まあ結果は空振りというか真逆だったが、狙いは悪くなかった筈。

 


【着順】
⑦クロノジェネシス ◎
①ユニコーンライオン
②レイパパレ △
⑩カレンブーケドール ◯
⑬キセキ ▲

内枠の2頭がすんなりとハナ、番手をとり、特につつかれたりもすることなく、キセキも出してきたがその2頭にちょっかい出すほどには積極的には来ず。
600m〜1400m間の4ハロンのラップは49.6と、その後ラスト4ハロンに向けてしっかり息を入れさせてもらえる楽な展開。

ルメールを鞍上に迎えたクロノジェネシスがいつもよりは前目につけるのは予期していたが、まさかここまで前を可愛がってあげるとは。それによりカレン他の好位にいる馬もヘタに仕掛けられず。
結局、慌てて仕掛けなくても力が抜けていたクロノジェネシスが悠々と前を捉え、突き抜けて勝利。他は前に迫れる者はなく、いわゆる前残り決着。
例年と異なる開催日程による馬場状態を踏まえると、前残りも考えられないではなかったが、前走楽逃げすぎたユニコーンライオンはここではさすがに足りず、クロノだけでなく最低でもカレンにはまず捕まるだろうと踏んでおり、レイパパレにも勝てないとして最善で4着と見ていた。3着ならともかく差し返しの2着だったので、これはもう読み違いだったとしか言いようがない。

期待どおりクロノは抜群の強さを示した。
個人的には秋は国内で観たいのだが、凱旋門にチャレンジするのであれば応援をしたい。(この馬で惨敗するようなら、もう日本馬は挑戦しないか、トップクラスでない馬だけを送り込むようにした方がいいと思う)
しかし今回はGⅠ、それもグランプリとしては何だかななレースだったことは否めない。まして馬券を外したとなると尚更。夢が終わり、残ったのは虚無。

これで上半期終了では、打ち上げの会場は盛り上がらない。もう一幕、延長戦に臨まざるを得ないわけで。

週中には割と相性のいい帝王賞。
こいつでパーっと打ち上がることにしよう。