2021クラシックへの道64回 明日はひのきの木になろう(2021.2.14)

共同通信杯にて、ついにダノンザキッドと肩を並べる有力馬が現れた感があり、非常にワクワクしている次第であるが、一方ローカル場では3年ほど前に一冠戴いた先達を彷彿させるような馬が勝ち名乗りをあげたりもしていて。

2/14(日)


◆東京5R 3歳未勝利 芝1800 晴 良

⑥ゴールデンシロップ 北村宏
⑯コスモマイン 柴田大
⑫ウインザナドゥ 横山武

決着時計だけでいえば同日の共同通信杯より0.9秒速い。展開による違いなのでさほど比較に意味はないが、少なくとも低レベルの未勝利戦でないことは確か。
好位から抜けたゴールデンシロップがそのまま後続を突き放し勝利。唯一ついていけたコスモマインは5戦連続2着。


◆東京11R 共同通信杯(GⅢ) 芝1800 晴 良

⑦エフフォーリア 横山武
⑨ヴィクティファルス 松山
⑪シャフリヤール 福永
②キングストンボーイ ルメール
③ステラヴェローチェ 横山典

こちらで。
www.bakenbaka.com
改めて見てもやっぱ凄い勝ち方。


◆阪神5R 3歳未勝利 芝1600外 晴 良

④サイモンメガライズ 三浦
⑩サトノラムセス 岩田康
⑭ブラックジャッカル 松若

粘る逃げ馬を番手から最後に交わしたサトノラムセスだったが、更に外から控えていたサイモンメガライズが伸びてきてそちらに軍配。3回の2着の後の4度目の正直。


◆阪神9R こぶし賞(1勝クラス) 芝1600外 晴 良

⑤ルチェカリーナ 和田竜
⑦シティレインボー 国分恭
⑥レアシャンパーニュ 幸

タイトなペースで後方からの馬が末脚発揮となる。
テンで後ろではあるが馬群についていけていた勝馬と、大きく出遅れた上に直線ではインをついてひどくごちゃついたにも関わらず勝ち負けまで漕ぎつけた2着馬と、どちらをより評価すべきか悩ましいところ。

 


◆小倉5R 3歳未勝利 芝1800 晴 良

⑦モンテディオ 鮫島良
⑫アレレブルー 鮫島駿
⑪カフジヴィオレット 菱田

スローで上位7頭ぐらいがほぼ変わらない上がりを使った勝負。好位で道中リラックスして走れていた一番人気モンテディオが短い直線で前を捉えきり勝利。2着続きにピリオド。


◆小倉10R あすなろ賞(1勝クラス) 芝2000 曇 良

⑨ワールドリバイバル 菱田
⑥グラティトゥー 鮫島駿
②ウィンドリッパー 西村淳

36.6-34.5とスローペースではあったが、1コーナー手前でハナを奪ったワールドリバイバルがじわじわ加速ラップに持ち込んで後続に脚を溜めさせず、自身は粘り腰を発揮しての勝利。12頭立て10番人気の低評価を覆す。
平坦な小倉での逃げ切りは容易なのではと評価を必要以上に低く見積もってしまうと痛い目に遭うのは3年ほど前にこのレースを勝った馬が実証済。
そういえば芸風も同じ。第二のエポカドーロとなってクラシックで大暴れできるだろうか。


というわけであすなろ賞の勝ち馬も気になってしまったり。まあエポカドーロと違ってここまで負けすぎているので、さすがに皐月賞勝利、ダービー2着なんて大活躍は想像しづらいところではあるのも確かではあるが。
ちょっと気にして見ておきたい。