2021クラシックへの道㊸ 一頭違う乗り物であるかのような(2020.12.6)

クラシックへの道クラシック的な、過去分のまとめ。果たしてクラシックまでに終わるかどうか。

12/6(日)


◆中山4R 2歳未勝利 芝1800 晴 稍

⑬タイセイルージュ 大野
④コスモマイン 柴田大
⑪スーパービーム 石橋脩

開幕週としてはタフな馬場で、中団から早めに仕掛けたタイセイルージュが前を捉え、後ろからの追い上げにも粘りきり勝利。大したスタミナに見えるが相手関係はどうか。
2・3着馬は次走同じレースに出てまた同じ着順。


◆中山5R 2歳新馬 芝2000 晴 稍

⑫アオイショー 石橋脩
⑭ジャックドール 斎藤
⑧ケンアンビシャス 武藤

中団からコーナー早めに追いはじめてジリジリと上がっていたアオイショーが、直線外に持ち出すや抜群の末脚で突き抜ける。次のホープフルSでも7着に健闘し、一定の実力は証明済。


◆阪神3R 2歳未勝利 芝1600外 晴 良

⑦パタゴニア 吉田隼
①サイキユイコウル 浜中
⑬タガノディアーナ 太宰

牝馬限定戦。
どちらかといえばスローだが緩すぎない程度のペースで逃げたパタゴニアが猛追退け逃げ切り勝ち。


◆阪神5R 2歳新馬 芝2000 晴 良

②ロードプレジール 岩田望 / ③テーオーラファエロ 浜中
⑦サンライズシトラス 藤井勘

どスローの上がり勝負。1着同着。

 


◆阪神7R 2歳未勝利 芝2000 晴 良

⑦レヴェッツァ 池添
⑧ジオフロント 吉田隼
②ビルボードクィーン 岩田康

同距離の5Rとは異なりそれなりに締まった流れの好位にいたレヴェッツァが1頭異なる脚色で抜け出して勝利。


◆中京5R 2歳新馬 芝1400 晴 良

⑤ヤマニンルリュール 武豊
⑨ドナライトニング 田辺
⑭ロゼクラン 和田竜

新馬戦らしからぬハイペースで縦長の展開。前もしんどいが後続勢もなかなか使える脚を残せていない者が多い中、ヤマニンルリュールが中団から一頭だけ違う乗り物であるかのように飛んできて2歳コースレコード。
相手が弱かったのではというフシもあるが、その勝ちっぷりと時計から期待したくはなる。


◆中京9R こうやまき賞(1勝クラス) 芝1600 晴 良

⑧ダディーズビビッド 武豊
②シティレインボー 松山
⑤ストゥーティ 福永

やや掛かり気味だったのをそのまま前に行かせ、直線で先頭に立つやそのまま33.8の上がりで押し切りダディーズビビッド勝ち上がり。今後は折り合いが課題とのこと。
(次走のシンザン記念にて、危惧したとおり掛かってしまい大敗。本命にした自分は泣くことに)


この日の注目は、一頭違う乗り物であるかのような圧巻の新馬勝ちを飾ったヤマニンルリュール。次走は2/14のこぶし賞を予定しているとのことで、内容次第では春の大舞台でもかなり楽しみな存在になりそう。
ただ時期的に桜花賞を目指すならもう後がないとまではいかずとも足踏みが許される状況ではなく、NHKマイルを目標にしようにもよりボーダーは高くなりステップの重賞で勝つことが必須となる。

もう強い勝ち方した馬を見て、きっとクラシックに乗れるなどとむやみに期待を寄せる時期ではない。
椅子取りゲームは後半から終盤へ。