2021 京成杯 感想戦(2021クラシックへの道)

再三述べているが、皐月賞と同舞台での重賞の割にはあまり本番に直結する印象のないレース。昨年ここでインパクト大の勝ち方をしたクリスタルブラックにしても本番で16着と大敗し、その後屈腱炎が判明、その後ターフに姿を見せてはいない。

今年はここから春も賑わせる駿馬が出てくるか。刮目。

◆京成杯

◎④タケルジャック

【買い目】
単複 ④

【着順】
③グラティアス ルメール
①タイムトゥヘヴン Mデムーロ
⑥テンバガー 戸崎圭
⑤ヴァイスメテオール 丸山
⑩プラチナトレジャー 田辺

 


初めてタイムトゥヘヴンが逃げる形となり、ペースは時計の掛かる中山としてもスローすぎる5ハロン1:03.7
結果論だが、前走のように上がり37〜38秒くらいかかるタイトめのペースに持ち込んだ方が勝機はあったのかもしれない。

テンでは中程にいたが、ペースが遅いと見たか好位へと上がりレースを進めたグラティアスが、終始内側を通り、2.5馬身差突き放しての快勝。
これで無傷の重賞馬となったわけだが、2戦ともにドスローのレース。タイトな流れになった時にどれほどの走りができるかはまだわからない。次はトライアルを使うのか皐月直行か、もし後者だとしたらルメールが選ぶかどうかで強さを推量することになりそう。

こちら本命のタケルジャックは先行するかと思いきや出遅れるわ、このスローなのに馬とケンカして抑えちゃうわ、向正面でもひどく掛かってるわで、4コーナーあたりで既に手ごたえが全く無いような有様。
負けるにしても、途中までは楽しめる競馬になると思っていたが、1秒も望みを持てずに終わるとは。残念至極。


ろくすっぽ当たりはしないのは世代戦に限った話ではないが、こと3歳戦線は決して少なくない時間をかけて記録・分析してるにも関わらず、この体たらく。
とりあえず次の3歳重賞までは中2週空くので、ちょっと色々見つめ直して臨みたい。できればクラシックの道シリーズもいい加減追いついてたい……