馬券休止宣言

夏競馬の間、旅打ちで行く札幌現地以外では、馬券を買うことを控えようと思っている。

こんな宣言をすると、アイツ負けすぎてもうイヤになってしまったんじゃないかと見る向きもあるだろうか。
実際のところ、それも穿った見方とは言い切れない。もし好調でマネーガッポリ状態だったらこの決断に至ることは考えにくかったとは思う。

まあ、全然勝てないからとか、おカネがいい加減ヤバイからとかいうのは従因であり、他のことをやるために時間を捻出したいというのが主因である。
このブログでも何度か言及している執筆をはじめ、映画観るとか本読むとか、その他諸々のやりたいことを出来ていないストレスと焦燥感がぼちぼち危険水域と感じている。
もちろん馬券生活も続けたまま、他のところで時間を切り詰めてやりくりすることも不可能ではないだろうが、ほぼ重賞やOPクラスだけとはいえ毎週競馬の予想をし、見解を記事にまとめるのになかなか膨大な時間を要してしまっているのが現状。
ここはひとつ、その時間を他に活用してみようかなと。

さらに言えば、敢えてシーズンオフの期間を作ってみることで、来たるべき豊穣な季節、具体的には秋のGⅠシーズンが自分の中で更に盛り上がるのではなかろうかと。
競馬を始めた一年目、競馬界の流れがわかるようになった二年目と比べると、どうも漫然と過ぎ去ってしまう感も出てきたので。こんなん試みてみたら刺激にもなるのかなと。
 



もちろん、完全に競馬を切り離してしまい、その間に台頭してきた注目馬に対してどこのどちら様状態になってしまっては元も子もない。
そこで、重賞や注目レースについてはレース終了後の録画視聴は欠かさないようにし、記録としての感想戦は引き続き書いていく所存。

また、来年のクラシックを自分の中でより盛り上げていくため、2歳戦の結果や注目2歳馬についてもまとめていこうとか考えている。
(競馬予想と馬券を犠牲にしておいて妙な話だが、それも『やりたいこと』の一つだったりする)
あくまで休止するのは馬券だけで、競馬そのものは継続して楽しんでいくということで。


とりあえず宝塚記念と帝王賞を以って休止期間に入り、再開は中山開催開始の週かスプリンターズSの週と考えているが、その前にお試し的な感じで今週のユニコーンSと函館SSは買わずの見。
思えば、このブログの最初の競馬関連記事は2016年の当週だったりする。変化をつけるタイミングとしては丁度良いのでは。

さあ、実に3年以上ぶりの馬券を買わない週末。捻出される時間に何をやろうか、どんな風に過ごそうか。
そして、普段買わない分、札幌現地で満喫する競馬はどれだけ楽しくなるだろう。9月に解禁されたときの盛り上がりはどれほどだろう。

一見、後ろ向きな行為なのかもしれないが、なんだかワクワクして仕方ないのである。


ただ一つ、もし当ブログの予想記事を馬券購入時の参考にされているという奇特な方がいらっしゃったならば、申し訳ありませんとしか言いようがない次第で。
どうか今週と夏競馬の間につきましては、他の逆神を探してくださいませ。