AbemaTVで美味しんぼの日々 〜栗田さんこそ究極で至高で俺の嫁〜

極楽とんぼの24時間放送目当てにダウンロードしたAbemaTVだが、思いのほかその後もお世話になっている。
無料使用だとタイムシフトは使えないので、録画機器なしのテレビみたいなものであるが、アニメとかサッカーとか将棋とか、晩酌のお供や手持ち無沙汰の時間に眺めるにはなかなか良いコンテンツが揃っている。
想定以上の赤字事業と聞き及んでいるが、是非頑張って存続させてもらいたいところ。お金落としていないユーザーが言う資格もないだろうが。

そんなAbemaTVのラインナップで、現在唯一放送時間に欠かさずアクセスするようにしているプログラムがひとつ。

 

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究極のグルメアニメ「美味しんぼ」である。

 

まー、オモロい。
平日夜11:25と、こちらのライフスタイル的にいい感じの時間にやっていることもあり、ほとんど毎日視聴している。

この作品の(初期の)面白さについては、よく知られたことだろうし、料理の美味しさについては百言聞くよりも、一口食べてみることが一番。アニメなんかも同様。多くを語るまい。
まだ美味しんぼを知らない、これから出会えるという幸運な方は、是非ごろうじろといったところ。タダで観れるし。
口に合わない場合はご容赦を。まあタダで観れるんだし。

 


実際、子どもの頃に熱中して観ていたことの思い出補正(当時と同じ放送を現在観ていて、この言葉が相応しいかわからないが)のようなものも強いんだろうなと。
昨日、ドリフメンバーが久々に揃ってコントをしているのを観て、一種の感動とともに大いに楽しみつつも、多分彼らがバリバリやってた時代を知らない世代にはまったく面白くないんじゃないかと思ったが、美味しんぼも似たようなものなのかもしれない。

火曜夜の本放送も観ていたが、何しろでかいのは中学時代、夕方やってた再放送。
当時の日本テレビは、平日の夕方5時からは新作アニメ、5時半からは月〜金の帯で再放送アニメを放映していて、美味しんぼ【再】はとりわけヘビーローテーションでやっていた。(シティーハンターも多かった)
そして、少なくともウチの学校ウチのクラスにおいては、ほとんどの者がそれを視聴しており、朝学校に行くとまず昨日の美味しんぼの話で盛り上がるといった具合の日々だった。いやマジで。
海原雄山が出てきた翌日など、教室中から「うははははっ、士郎の愚か者めがっ!」という声が聞こえてきたものである。いやホントマジで。

ここのところ美味しんぼを観ていて、単に面白いでなく、どうしてこうも心が弾むのかと思っていたがなんてことはない。毎日このアニメを観るということは、あの楽しかった頃をなぞるような行為なのだなあと。

 


そして栗田ゆう子。
実はこの作品の視点人物、狂言回しでもあるこの人の可愛さときたらヤバい。パない。
これこそ百聞は一見に如かず。作品を面白くないと思う人はいるかもしれないが、栗田さんを可愛くないと思う人がいたとしたら、その人は異常者であると断言できる。

 

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右側が栗田さんです。

 

初恋の人はアニメキャラなんてのは、まあよく聞く話であるが、思えば現実世界を舞台にした作品での成人女性で最初に邂逅したのはこの人のような気がする(人の親、先生を除く)。

何だか、自分が未だに結婚できない理由がわかってきた。
ファーストインパクトがこんな人だったら、そりゃ己のスペックをさしおいて、理想も高くなってしまおうというもの。
これはもう、ぜひ栗田さん、いや、ゆう子には責任をとってもらわねばなるまい。

今夜も、我が嫁がどんな活躍をしてくれるか楽しみである。

 

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(何言ってるのかしらこの人……)