ドラゴンボールスタンプラリーに自前の足で挑戦 其之七
<ルール>
・定期圏内を除くスタンプ設置駅には、ウォーキングかランニングで赴くべし。
・一度スタンプを押した駅に再度赴く際は、電車等の交通機関を利用してOK
先週の土曜日。かねてより企んでいたスタンプラリー巡りをした足でそのままWINSに突入なんて試みを実行。
が、午前中に済ます筈の洗濯やら競馬予想記事アップやらに相変わらず時間がかかってしまい、本日の出発地代々木に降り立ったのが14時。目標は後楽園のWINSだが、結構ギリギリの時間設定になってしまった。
・千駄ヶ谷駅 桃白白
新宿御苑やら横目に将棋とスポーツの街、千駄ヶ谷へ。
何度か足を運ぶ機会はあった街だが、最も古い思い出は高1の終わりの頃、主に林原めぐみ目当てで日本青年館にて行われた3×3EYESのイベントを観に行ったこと。ハガキ抽選で当たったときは興奮したなあ。
確か本放送のエヴァンゲリオン最終回と同日だったと記憶しているので時代が偲ばれる。
ブルー将軍をベロで殺し、柱で長距離移動をこなし、一度は悟空を圧倒してしまうという超インパクトキャラ。個人的にドラゴンボールに限らず、あらゆる漫画の中でも名悪役ベスト10ぐらいに入ると思う。
『桃白白』が一発で変換されるというのも見過ごせない現実。
・信濃町駅 トランクス(超サイヤ人)
とても写真に収めたい建物やら看板やらが多い街だったが、そんな勇気もなく、スタスタ通過。
超における未来トランクスらしい。やはり彼には悲愴な感じがよく似合っている。
つくづくマイが恋人とか意味わからない。
・四ツ谷駅 プーアル
飛べるわ変身時間は長いわスケべじゃないわで、能力的には完全にウーロンの上位互換。仕える主人だけが失敗だったか。
気になってググってみたところ性別は不明っぽい。あんなにバトル一辺倒の漫画になってしまわなければ、占いババ編のような活躍がもっと見られたのかもしれない。
FCソフトの神龍の謎だと爆弾投げてくる地味に嫌な敵だった。
・市ケ谷駅 セル(完全体)
連載時は、我々世代にとっては最高に燃える時期は過ぎ、余熱ぐらいの時期のボスキャラ。
考えてみたら、たった一体の敵が、戦力溢れる主人公サイドの隙をつき、どんどんパワーアップしていくってのも面白いもんだなと。
近年のゲームなどでは若本規夫御大の、本放送時とかけ離れたやりすぎ演技がひどい光っている。
・飯田橋駅 クリリン
初期クリリン。サイヤ人とピッコロを除いたZ戦士で唯一バージョン違いのスタンプが存在するあたり、やはり優遇されている。
最初はイヤな奴だったってイメージあるが、実際性格悪かったのは登場からほんの数話のみ。おそらく石探しでの卑劣ぶりの印象が強いのではないだろうか。
・水道橋駅 ヤムチャ
メインレース前に何とか後楽園WINSに到着!
結果は……
惨敗し、重い足取りで駅に向かう。こんな時にこのキャラクターに感じる親近感ときたら。
キングオブかませ犬。永遠のヘタレ。
レッドリボン本部にヌンチャク片手に乗り込み、ミイラ男にはボコボコにされ、大魔王復活時には松葉杖、足元がお留守で、ザコの自爆で死亡して、長年付き合った恋人を宇宙人に寝取られる。
後発の漫画家がどれだけ頑張ろうと、これだけショボく、これだけ哀愁漂い、これだけ愛されるキャラクターを創造することは不可能であろう。
なお、スタンプの説明文に「サイヤ人が地球を攻めてきた際、命をかけて闘った」とあるが、彼が闘った相手はサイヤ人ではない。
・御茶ノ水駅 孫悟天
悟空が黄泉がえりしてる間にせっせと作った次男坊。くぅリア充めが。
考えてみたら、この子の個性はあまりよくわからない。作品末期のキャラクターということもあるが、キャラデザを子ども悟空と殆ど同じにしたのは実は失敗だったんじゃなかろうか。
本来、水道橋で競馬を楽しんだあとは後半戦といった趣向でもっと歩くつもりだったのだが、ひどい負け方に凹んでしまい、御茶ノ水までで精一杯。撤退と相成った。
残りの期間と、自分が自由に動ける日を計算するともはや詰んだ感のある当計画。やはり無謀な挑戦だったろうか。
現在65駅中39駅制覇
もうちょっとだけつづく……だろうか果たして。