2021 京都記念・共同通信杯 予想

東の地でオークスやダービーを目指す若駒たちが戦いを繰り広げる一方、西の地ではかつて頂点を極めたダービー馬・オークス馬が再起を期して戦う。
そんな趣となった今週の重賞。競馬ってつくづくドラマよのと。

◆京都記念

◎④ラヴズオンリーユー
◯⑦ワグネリアン
△②ステイフーリッシュ
△⑩ジナンボー

初対戦の2018ダービー馬と2019オークス馬。
いつでもどこでも強い存在とは言えなくなったものの、開幕週で馬場の良い阪神でこのメンバー相手に劣後するほど落ちてはおらず、何ならマッチレースになってもおかしくはない。てかそれが見たい。
この2頭の比較では、GⅠでのラッキーライラックとの着差と、ワグネリアンの方は昨秋まるまる使えなかったこと、乗り替わりの騎手のノーザンでの序列などからラヴズオンリーユーを上に取りたい。

抑えるとしたらGⅡ以下での安定感に定評のあるステイフーリッシュと、実は速い馬場が得意で全兄妹による同週の重賞勝ちなんて見出しもチラつくジナンボーあたり。

 



◆共同通信杯

◎⑦エフフォーリア
◯③ステラヴェローチェ
▲②キングストンボーイ
△⑧レフトゥバーズ
△⑪シャフリヤール

朝日杯を見返すと、内側をついて外のレッドベルオーブよりも伸びたステラヴェローチェは改めて強い。また印象ほど激しくは出遅れていなかったりする。まず勝ち負け濃厚とは思うが、重賞勝ち負けの経験のない他のメンバー中に彼と比肩し得る逸材がいるかどうか。

最も可能性を感じるのは新馬戦・1勝クラスとも2000mを使い連勝してきたエフフォーリア。特に前が開くや弾けるように伸びた前走は印象的だった。
ペースが流れるレースは経験がないが、そもそも今回もそんなには速くならなさそうだし、スムーズな競馬ができた時にどれほどのパフォーマンスを出せるか見てみたい。

あとは不良馬場でしか負けてない良血にルメさんが乗ってるのにナメられ感のあるキングストンボーイと、1勝馬だがまだ底の見えないディープ産駒2頭も抑えたいところだが、そうなると買い方は工夫しなければならないか。


きわめて私的なことだが、ここのところテレビゲームやら航空券やら家具やら購入して出費が嵩んでおり、あまり馬で負けるわけにもいかないというのに土曜はもろくも惨敗。
これで日曜も負けようもんなら、ようやく買った桃鉄をやる気力も失われてしまうこと受け合い。勝たねばならぬ、負けてはならぬ。

だから予想が固めというわけではないと思うのだが……