旅打ち日記 阪神リベンジ編① 阪神競馬場 2020.11.14

フラッと競馬場を訪れても入れてはもらえず門前払い喰らう情勢下、土日のいずれかだけでも席が取れれば遠征決行しようと申し込んだところいずれも当選。
ありがとうJRA様、クツを舐めます、JCデーも頼むぜオイと感謝の辞を述べ、西へと向かう超特急へと乗り込む。

新大阪から在来線と阪急電車を乗り継いで、あの日いつか再訪することを誓った約束の場所へと到着。4年ぶり2度目の阪神競馬場。


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以前はなかったと思うが、駅からの通路にはここを舞台に活躍した数々の名馬たちの姿。いやがおうにも気分は高まっていく。


我が生涯の愛馬もしっかり名を刻んでいる。
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検温やら発券やら済ませて場内へ。

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どこでも足を踏み入れることができるわけではないが、可能な範囲でブラブラして4年前の思い出に浸ったり。
人が少ない競馬場というのは実に快適ではあるのだが、本来であれば誰しもを受け入れるこの場所が、今はそうではないことが無性に物悲しかったり。

さあ勝負じゃいと軽く平場を数レース買って、軽く弾き飛ばされる。やはり西の鉄火場は甘くはない。
ここは一旦ご当地グルメで態勢を整えようと、チラホラ空いている食事処へと。

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西の名物かすうどん。お値段500円と観光地価格ではあるが噂に違わず旨し。
やっぱ阪神に来たらコレを食べなきゃね!などと舌鼓を打つ。ちなみに府中にも中山にも店舗があると知るのは何日か後のことであった。

 


栄養もチャージし、この日のお目当ての一つ、京都ジャンプステークスin阪神。
既報の通り、障害では四年半以上の長きにわたり敗北を知らなかった絶対王者が苦杯を嘗めた一戦である。

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偶然にそう見える瞬間をおさめてしまっただけではあるが、人馬とも落日を予感し項垂れているようにも見える。

まさかの結果に呆然としつつ、オジュウが負ける=絶対に見たくない最悪の事態が起きてしまう時ではと思っていたので、そうではなく堂々挑んできた後進に屈するというのはある意味ではホッとしたところも。(そこまで後進ではないことはさておき)
脚を痛めてしまい暮れの大障害は回避し、来春の復帰を目指すとのこと。もちろん長い距離のJGⅠではまだまだ有力とは思うのだが、ラストランは近いのではと予感がする。
陣営にどうこう意見する立場ではないが、できることなら一切の悲しみのない、誰もが拍手と賞賛で送り出せる引き際であってほしいと願ってやまない。

この日のもう一つのお目当てについてはこちら。レッドベルオーブ強かった。
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かくして、まず初日はズタボロにやられて仁川を後にすることに。
もちろん誓うは翌日のリベンジ。4年前の分とまとめて精算すべく、梅田の街を堪能するでもなく夜は早々に寝ぐらへと。

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狭いビジホの一室で地元の名物を肴に缶ビール空けてスポーツ紙と睨めっこ。

これぞ旅の夜。これぞ至高。
やはり旅はするもんだなあと。