2019 阪神カップ 感想戦

あの有馬記念から4日ほど経過した。
大いなる興奮の余韻はまだ冷めやらず、味わった苦味もまだ口に残っている不思議な感覚。

その前日の出来事など遠い昔のようだったりもするが、たったの5日前、額は有馬ほどではないにしても自分が競馬に負けたという現実は見つめ直さねばならない。

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◆阪神カップ

◎①マイスタイル
◯②レッツゴードンキ
▲⑧グァンチャーレ
△⑤グランアレグリア
△⑫ロジクライ
△⑰スマートオーディン

【買い目】
3連複 ①ー②⑧ー②⑤⑧⑫⑰
枠連 [1]ー[1]
馬連 ①ー⑧/②ー⑰

本線の予想では、前の馬と後ろからの馬がゴール前でごちゃつく接戦になるだろうと見るも、脚質による有利不利が極端になるパターンの馬連なぞ少し抑えてみる。
前残りならマイスタイルとグァンチャーレ、追い込みが効くならレッツゴードンキとスマートオーディン。こう決まれば楽しいなという気持ちもやや込もっているが。

 


【着順】
⑤グランアレグリア △
⑩フィアーノロマーノ
⑥メイショウショウブ
②レッツゴードンキ ◯
③ノーワン

先行できず、たまに見せる意外と良い末脚を披露することもなく馬群に沈んだマイスタイルはじめ、ここでは力上位、あとは展開次第と思われた馬たちは前も後ろも全然来てくれない。

唯一、レッツゴードンキは内側グイグイ伸びてきて2着争いに食い込むも、僅かな差で馬券内には入れず。ある意味、好走を見せるも惜敗することが多かったこの馬らしいラストランだったと言えるかもしれない。
当方もご多分に漏れず彼女の頑張りにはいつも心打たれていたクチ。長年にわたる奮闘への感謝とともに次のステージでの多幸を祈りたい。

そんな名牝の引退レースをもかすませる圧巻の強さを見せたのが4世代後輩の桜花賞馬というのだから面白い。
単勝1.5倍のNHKマイルカップで降着という味噌付きで敗れ、秋は予定していたスプリンターズSを使えずここまで休養が長引いたとあり不安視していたのだが、蓋を開ければ悠々と抜け出し、スピード勝負の1400で5馬身差つけるという圧倒的勝利。
春はスプリントへ向かうかマイルに向かうか、はたまたその両取りを目指すかわからぬが、いずれでも主役候補なのは間違いないだろう。
できればノームコアやアーモンドアイとの使い分けとか言わずまた東京マイルにチャレンジしてほしいところ。てかその3頭の対決とか限りなく見たいけどみんな鞍上同じとか、どんだけなのよと。


今年のJRA開催もあと1日。
正直あの有馬記念の後だと余熱といった感は否めないところであるが、馬券さえ当たりゃ何でも良いと思ってもしまったり。