2019 ターコイズステークス 予想

現役最強の女傑が、いっ時はまず出ることはないとまで思われた暮れのグランプリに出走を決め、大いに盛り上がる界隈であるが、来週の話をすると鬼に仕留められてしまうのが競馬というもの。
まずは今週、目の前に待ち受けている戦いに全力で挑んでこそグランプリへの活路も開けてくる。

土曜日はかねがね贔屓にしている一頭も出走したりしている牝馬のハンデ戦。難解ではあるがいただいておきたいところ。

◆ターコイズステークス

◎⑥フロンテアクイーン
◯⑦シゲルピンクダイヤ
▲⑧エスポワール
△⑤デンコウアンジュ
△⑯トロワゼトワル
☆⑨リバティハイツ

 


中山マイルのフルゲートで、前走ハイペースで逃げたトロワゼトワルが大外、できれば逃げたいコントラチェックも橙帽ということで、これはまたペースが速くなること濃厚。
しかし秋口ほどの高速馬場ではない馬場状態を考えると、先行勢にはさすがに厳しいのではないかと。

かといって後方ぶんまわしでは届かないのが中山。好位・中団に潜り込みしっかり脚を溜めた持続力に優れた馬にこそ勝機があるのでは。
それをやってのけそうなのは当方ご贔屓のフロンテアクイーン。近走マイルでの凡走は超高速決着だったヴィクトリアマイルのみで、得意の中山で展開向きそうとなると贔屓目なしで有力と言える。
昨年の当レースではこの馬の特徴をわかっていない外国人騎手がハイペースの逃げ馬についていくという最も不向きな競馬をしてしまったものの、負けて強しの内容だった。慎重で鳴らす津村騎手がよもや同じ過ちは繰り返さないだろう。
善戦ウーマンの彼女が56キロ背負ったときは掲示板すら載っていないのが気がかりだが、それなりの好走を見せた2018年のエリザベス女王杯を見た感じ、斤量はあまり問題ないんじゃないかなと。

距離が長いと思われた秋華賞でも好走して3着、ましてマイルなら今や世代ナンバーワン牝馬の可能性もあるシゲルピンクダイヤが相手筆頭。
テンが遅く後方からになるだろうが、今回は届く可能性大と読む。

同じく3歳有力馬エスポワールでミルコが久々に輝きを見せることにも期待したい。

昨年2着だったリバティハイツ、3着だったデンコウアンジュはそれぞれ人気薄だったため大荒れの結果になったが、今年も同様に人気薄。
いっそフロンテアクイーンも含めて、昨年2〜4着のリピーター馬券なんてのもアリかもしれない。てか有りそうで怖い。

トロワゼトワルの前走の大勝ちは、横山典さんの奇襲成功という可能性もあるが、実は本格化して名牝への道を歩みはじめたのではというような気もしており、ここでも抑えてはおきたい。


土曜の中山には他のレースでも肩入れしている馬が出ており、できれば現地で応援したいと思っているのだが、5勤1休5勤のシフトの1日の休みに遠出して、中年の我が身は持つのだろうかと心配もしてしまったり。

嗚呼、5休1勤5休ぐらいのシフトで生活できないかな。