2017 毎日王冠 感想戦

日曜日は、スーパーGⅡとの呼び声も高い毎日王冠を我が目で目撃すべく、実に4ヶ月ぶりとなる府中行サイクリング。
いつもシーズンの初めには思うことなのだが、目黒区〜府中の遠いこと。疲れたなーケツいてえなー、てか何だよ今日あちーよとボヤきつつ、到着。

再び競馬の理想を掲げるために……
万馬券成就のためにッ!!
東京競馬場よ! 私は帰ってきたぁぁぁ!!!

と、これまたシーズン最初にはお馴染みのフレーズを心の中で咆哮しつつ空席を探すも、あらゆる席に荷物やらマークシートやら置かれており、まったく空いていない。
ちなみに到着は第1R終了したぐらいのタイミング。GⅠデー以外なら余裕で良席にありつける筈の頃合い。それが、むしろNHKマイルやVMあたりは凌いでしまうぐらいの入り具合。

考えてみれば、GⅠ馬5頭の激突のみならず、秋の開幕週、前日は天気悪かったという要素まであり、大混雑は必定。いささか見くびっていた。

何とかスタンドの端っこにほとんど唯一空いてる席を見つけ、すかさず陣取る。
直線半ばに差し掛かる辺りということで、欲を言えばもうちょいゴール寄りで見たいところだが、まあ決して悪くはないポジション。

到着後すぐの第2Rだけ見して、楽しい楽しい馬券勝負。先週は競馬場にこそ行けなかったものの、かなり好調で、次々的中馬券ゲット、収支もなかなかのものと相成った。
週中の交流重賞と土曜日でだいぶ挫かれてはしまったものの、ここは一つ先週のウハウハの再現といきたいもの。
 


…………

まるで当たらん。面白いように裏目を引き、外れ馬券の山を築きあげる。

オイオイ、どうなってんだよコイツはよぉとブツブツ呟きながら歩いていると、こんな企画展が。



なにこれ、めっちゃ読みたい。

その他、知ってるところではシルフィードやらマキバオーやらも紹介されており、実に興味深い内容だったが、あまりじっくり眺めている暇もない。まあ、今開催中あと何回かは足を運ぶことだろうし、おいおい立ち寄ることとしよう。

そうこうしてるうちに、人混みはいよいよGⅠ級となってきて、お目当のレースのパドックなんかはこの有様で馬なんて見れやしない。

まあ問題は馬券。メインレースさえ当たれば世はすべてこともなしというもの。
マークシート塗りつぶす手も、グリグリ気合が溢れる。

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◆毎日王冠

◎②マカヒキ
◯①ソウルスターリング
▲⑧リアルスティール
△⑦グレーターロンドン

【買い目】
馬連 ②ー①⑦⑧
3連複 ②ー①⑤⑦⑧

【着順】
⑧リアルスティール ▲
⑫サトノアラジン
⑦グレーターロンドン △
③ダイワキャグニー
⑨ヤングマンパワー
 


作戦か抑えが利かなかったか、ソウルスターリングが逃げを打ち、ペースはそれほどきつくないように見えるも、最後は後方から32秒台の上がりを使えるキレ味自慢が上位進出。
リアルスティール、サトノアラジン、グレーターロンドンと、ペース流れないと厳しいかなと思っていた3頭が強さを見せた。

同じような脚を使ってるヒストリカルやアストラエンブレムが全然届かないあたり、やっぱ競馬っていかにエスコートするかも重要だなーとか思ったり。

意表の逃げとなったソウルスターリングは、それで結果出たとしても、今後のこと考えるとよろしくないんじゃないか? なんて思ってたところ、ここでも考えうる最悪に近い結果に。
問題にもしないだろうと思われたダイワキャグニーに振り落とされ、圧倒的大差で殿の1頭を除けば上がりは最も遅く、着順は12頭中の8着。
ちょっと次の大舞台では立て直して強豪古馬たちと渡り合えるとは考えにくい敗戦だった。
まあ生き物なんだし、今回たまたま調子が悪かっただけってこともあるかもしれないが。次の取捨が難しい。

本命にしたマカヒキは、そのソウルスターリングよりは幾分マシな走り。ここではキレ味に勝る馬に敗れたが、しっかり伸びてはいるし、ここで叩いて次戦は逆転も臨める……

と、思いたいところなのだが。

何だか、一緒に走った先輩ダービー馬のように、それなりに好走はするけど馬券にならないコースに突入してしまったような気がするのは自分だけだろうか。
まあ、理屈で言えば今回の1、2着馬はもっとヒドい負け方をしたことも何度もあるわけで、杞憂に終わるかもしれないが。

もういくつ寝ると本番の天皇賞秋。好調で迎える有力馬と、雪辱を期す有力馬と。
盾の行方を占うのは、なかなか尋常なことでは無い。


この日は第13Rのジョッキーベイビーズなんてのも催されており、何とも微笑ましいと楽しむべきところ、ボウズに終わった身としては虚ろな目で眺めるばかり。


自分は世界一競馬がヘタクソな奴なんだという思いに苛まれながら自転車で帰る道の遠いことときたら。