2017 エルムステークス・関屋記念 予想
泥沼の連敗から抜け出せる日は来るのか。
1週間後に控えた札幌旅打ちの資金を捻出したくもあり、どうにか勝ちたい今週の重賞。
◆エルムステークス
◎⑩モンドクラッセ
◯⑨ピオネロ
▲⑪クリノスターオー
△②ロンドンタウン
△④テイエムジンソク
☆⑬メイショウスミトモ
古川騎手に替わってからどれもぶっちぎっての3連勝、乗り替わり前もほとんどのレースで馬券内に入っていたテイエムジンソクに人気が被っている模様。
確かに強かろうが、約2ヶ月半で4戦目、初の重賞挑戦、マークはされるわ相手は強化だわでそう楽にはいかない筈。妙味も考えると抑え程度が吉だろうか。
昨年3着で、札幌では特筆すべき好成績を収めてきているモンドクラッセが本命。何ならハナに立つかもしれず、重馬場で止まらず行ききってしまうかも。
ダート転向後、ちょっとランクの落ちる騎手が乗った2度以外は全て馬券内のピオネロはルメール騎乗で必勝態勢か。軸にはこちらの方が向いてるかもしれない。
このレース2着4着2着ときているクリノスターオーも有力な1頭。
◆関屋記念
◎⑪ヤングマンパワー
◯⑬マイネルハニー
▲⑩ダノンリバティ
△⑥メートルダール
△⑭ロードクエスト
☆⑨クラリティスカイ
3着には入ってきそうな馬が13頭ぐらいいて、難解極まりないレース。
土曜を見る限り、新潟の芝は内外フラットな状態に近そう。
となるとマルターズアポジーはじめ強い先行馬が多く、差し馬優勢のようにも思えるが、おそらく好位に控えて消耗を抑えることの出来た馬が前に押し上がり、あまり後方からは届きにくいんじゃないかと展開予想。
人気を集めそうなウインガニオンは疑問視したい。
ローテが厳しいのと、強い勝ち方だった前走中京記念は展開がハマった感が強いかなあと。伸びない内側で伸びたと勘違いしている人もいるが、あの日の中京は最内に1頭分やたらと伸びるポイントがあって、それに上手く乗った印象。外からスタート&同型の多い今回は案外じゃなかろうかと。
それよりもう少し後ろの好位置で控えそうなのがヤングマンパワー。前年勝利馬で、その前の年も3着、まさしく新潟巧者で、現時点での想定8番人気は舐められすぎじゃないかと。
唯一の不安は鞍上。戸崎騎手もわざわざ叩かれにイギリスなんぞ行かず、こっちに乗ってれば良かったのにとか思えなくもない。
マイネルハニーは、尋常でなく垂れた小倉大賞典以外では、スロー時はもちろん、ある程度ペースが流れても前で粘る競馬を見せてきている。外側の枠を苦にしないこと、小回りより大回りの方が得意なことも実証済。ここは好走ありそう。
どうにも真価を発揮できてない感があるダノンリバティは昨年2着のこの舞台で大輪の花を咲かすこともあるのでは。
メートルダールはGⅢでは常に3着。今回の期待度は、デムーロがブラックムーンでなくこっちに乗るということからも窺える。
後方から駆け上がってくるとしたらロードクエスト。ひと叩き後のここは仕上げてくる筈。
エプソムカップ本命にしたところ速攻で終戦となったクラリティスカイには、今度こそ期待したい。
昨年は、やはり前半調子悪かった夏競馬だが、関屋記念の的中で流れが変わってくれた。
歴史は繰り返す……といいなぁ。