大井競馬場にて打ちひしがれた水曜日

この日は来なくていいぞバカと言われ、珍しく水曜日が免労の日に。
夜明け前に目が覚めてしまい、ウダウダしてるうちに日が昇ってしまい、かつてルックルックこんにちは放送してたぐらいの頃合いにまた眠りに落ちる。誰かわたしに熟睡をプレゼントしてください。

かつて笑っていいともやってた頃合いに再び目を覚まし、洗濯やらしてるうちに2時のワイドショーのお時間。
さて本日は何したもんかなと考えることしばし。有力な選択肢が2つ浮上。

・久々に大井競馬場に行ってみよう
・すっかりサボってしまっているサブブログをまとめ書きしよう

より有意義な時間の使い方は後者なのだろうが、今年まだ1度も足を踏み入れていない大井に行くのも捨てがたい。しかも折良く水曜日、重賞開催の日だったりする。

迷ったときは振り駒で決めましょということで。先に思いついた大井行の振り歩先で。

というわけで、久々到来の大井競馬場。

こんな感じで、場内外とも生ける伝説・的場文男騎手の7000勝祝福モード。

地元の往来はこんな塩梅。

等身大パネルやら何やらもあったり。

来場プレゼントでこんなんもらえたり。

いや、凄いおっちゃんもいたもんですわ。
 


JRAにコテンパンにされ続きの昨今、地方競馬で運気を変えて、ダービーに弾みをつけてやろうと意気込んで勝負に挑む。
が、大井競馬場は魔物の棲家か、馬券の方は見るも無残。まったく来ない。

来ない来ない〜来ない来ない〜♪と、思わずシャ乱Qばりに朗吟しつつ、メインレースの大井記念に乾坤一擲。
それなりに力がありそうで人気薄めの⑤⑦⑧⑨4頭でボックスにしようかと一度は決めかけるも、いや待て、それはヤケッパチってもんだと洗い直し、本命サイド⑮⑯あたりを絡めた馬券構成に変更。

で、結果が⑧→⑨→⑯、馬連も3連複も万馬券。
最終的な買い目に、的中となる組み合わせは存在せず、番号間違えて買った3連複が的中しちゃったと大騒ぎする男女グループの声を聞きながら、当初のボックスにしていればと血の涙。

ここで撤退すべしと心のささやきに背を向け、泣きの最終レース。買い目を散らして少しでもダメージを快復するか、一気に逆転を狙うか。
後者は愚か者の選択とわかっていながらも、今日という日、目先の勝ちだけを望んで、馬連一点勝負。
⑥ー⑩の馬券を握りしめての観戦。1番2番の人気サイドではあるが、一点厚めに張っているので、来れば勝ち。来なけりゃ負け。

大接戦の中、⑩が期待通りの脚を見せて最先着。そして⑥がその次に入着したように見え、拳を高らかに上げかけるも、もつれて入ったようで2着が写真判定。
長い長い判定待ちの間、どうしても頭をよぎるのがつい先日のピオネロの悪夢。ここでも敗れ去るようだったら、本気で自分には何かが欠けている、もしくは憑いているのではないか。

そして。

いやもう、何なの俺。

ジョークでもなんでもなく、自分と同じ買い目を選んだ人に申し訳ない気持ちでいっぱいである。

肩を落とし帰途につく段で、空からパラパラ雨粒が落ちてくる。
降水確率は20%だった。今日は自転車で来た。洗濯物を干してきた。
もはや笑えてくる。

日曜日はダービー。
こんなドツボにハマっている人間がどうすれば勝てるというのか。

たすけておねえさん。