旅打ち日記 京都編フィナーレ 京都ぼっち観光 2017.05.02

京都最後の朝。
ホテルの特段美味くもない(不味いってこともない)朝食をいただきながら、さあ今日は何しよっかなあと考える時間が好きなわたくし。

今日ぐらいはギャンブルに身を焦がすのでなく、古都の風情を少しは味わおうか。
かと言って、1日でこの地のすべてを網羅するのはとても不可能。京都駅まで歩きつつ、道中ええところがあれば立ち寄ってみよかという気ままな街ブラとでも洒落込もうかと。

まずやって来たのは、宿のほど近くの京都御苑。同志社大学を横目に見ながら到来。
結論から言えば、ここがこの日のベストスポットだった。


だだっ広さに比して観光客は少なく、静謐さが心地良い。


昔のお公家さんの屋敷だけあって、趣のある庭園も見れたり。


大文字山がよく見えたり。
五山の送り火の際は、割と穴場スポットになる模様です。(大文字以外の送り火は見えないけど)

初めて来たけど京都御苑。
静かで、趣があり、厳かな雰囲気もあって、結構オススメのスポットかなと。
何よりも、この後立ち寄ったり通りかかったりしたどこよりも空いてて快適だったので。
 


続いて、今日のメインと考えていた二条城に辿り着いたものの、あまりにも観光客が多すぎて、いいやと思ってスルー。

続いて、西本願寺も同様の理由で、ガワだけ眺めてほとんどスルー。

あれ、これほとんどどこも見ずに京都駅着いちゃいそうじゃんと、どっか立ち寄れそうなとこないかなと探してみる。


こんなんがあった。

券売機の列に並んでから、入館料が1,200円と割と高いことに気づくが、
「すいません、1,200円もあったら、◎◯→◎◯▲→◎◯▲△☆で3連単12点買いしたいんで」
とも言い出せず、やむなく大枚はたいて入館。



なかなかに充実しており、愛好家の方なら丸1日は余裕で過ごせるであろうミュージアム。
そちらの道はそれほどでもない自分としては、ほとんど家族で来てる中、何やってんだろうなぁと虚しさを感じつつも、あれやこれや見て回る。

子ども「なにコレー?」
おとん「それは京阪や」
子ども「なにコレー?」
おとん「それは阪急」
子ども「なにコレー?」
おとん「南海やね」

みたいな親子の心温まるやりとりを見て、なぜか目頭が熱くなってきたり。

テラスに出ると、京都駅発着の電車を一望することができる。


五重塔と新幹線。古と新。

300円だかでSLに乗ることもできるが、これはまあ写真だけで。


ケムたいす。

結構競争率高い運転シミュレータの抽選に当たってしまい、外れて落胆していた親子に譲ったところ、お父さんは大喜びでお礼を言い、子どもには「ハァ? 何だこいつ」って感じの目を向けられ、博物館を後にする。
 


東寺を少し眺めつつ、京都駅に到着。

来たときは改札出ずに新幹線→在来線の乗換だったので、この旅では初めての京都駅界隈。とにかく人の数が凄い。
とりあえず時間的に余裕をもって新幹線の切符を買い、その辺をウロウロ。


蒲田行進曲ごっこをしたら、間違いなく亡き者になるであろう大階段。

やけに足が疲れてるなあと見てみたところ、ここに至るまでで相当歩いていた。

のんびり見晴らしの良いベンチで休んだり、お土産見てたりしていたら、あっという間に新幹線の時間。
もうちょい遅い時間のにしときゃ良かったと後悔しつつ、東への便に駆け込む。

慌てて買った駅弁とビールが帰り路のおとも。
にしても、思い返すと食という面では本当に貧弱な旅行だったなぁと。晩飯2回ホカ弁だったし。
さすがに、次来るときはもうちょい御当地のイイモンを調べて食べるようにしようかなとか思いつつ。

旅打ちの部分では、楽しかったなとか、悔しかったなとか、色んな気持ちをビールで流し込んで。

車窓の景色は少しずつ、夕闇色に染まっていって。


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