2017 大阪杯 予想
新しい年度最初のGⅠレースは、今年からGⅠに格上げとなった大阪杯。
昨年の年度代表馬、ダービー馬と、かなりの有力どころが集まり、初代王者を目指して戦うこととなった。
何故か同時に開催すらしていない東京競馬場のパドックで、
「うま、おそくなぁぁい??」
「こ、こで、れれれれーすじゃないんだってさあ。げへ、げへへ」
とか言ってるハイセンスなCMで、巷でも話題沸騰の注目レースでもある。
◆大阪杯
◎⑤キタサンブラック
◯①ミッキーロケット
▲⑦サトノクラウン
△⑫アンビシャス
△⑬ヤマカツエース
☆⑧ロードヴァンドール
今となっては意味不明のダービー惨敗を除き、全てのレースで馬券になっているキタサンブラックが休み明けといえども堅軸と思うが、展開含めた自分の予想は、今回2着か3着。
キタサンの後ろから行ったら完全にノーチャンスであろうマルターズアポジーとロードヴァンドールが前に行くも、いまだかつて(ダービーを除き)自分より先行した馬に負けたことのないキタサンが3角あたりで仕掛けていき、直線に差し掛かる頃には交わしてハナに立つ。
直線突き抜けるかと思いきや、休み明けの隙で不覚をとる。ハイペースなら後方で、スローペースなら好位で脚を溜めていた馬に最後に差されて2着か3着。
なんて展開を妄想しているところ。
が、肝心の差してくる馬がどこのどなたかサッパリわからないときている。
先週シャケトラが強い勝ち方して、自動的に評価が上がっているミッキーロケットは出遅れさえなければかなり有力かと。
が、その出遅れリスクが怖すぎて全幅の信頼はおけない。
海外GⅠをとり、前哨戦とはいえダービー馬に強い勝ち方をしたサトノクラウンは、すわ本格化という声も聞こえてきている。
鞍上ミルコとの相性もバッチリ、馬場もどうやら良発表らしいが完全回復とはいかないと思われ、追い風がかなり吹いている。
が、いかんせん成績に安定感がなさすぎる。今回悪いときの走りだったりしたら目も当てられない。
昨年グレードは1ランク下ではあるものの、このレースでキタサンを下したアンビシャス。
前哨戦はかなりゆるいペースなのに控えすぎ、届かず4着で終わったものの、衰えは見られなかった。
鞍上テン乗りの福永が勝ちにいくか着狙いに切り替えるかで明暗が分かれる可能性アリ。
ヤマカツエースは昨秋からの体重の増加と成績が比例しており、成長しているのが顕著に見てとれる。
阪神の成績は芳しくないが、あまり過去のデータはアテにならないかもしれず、鞍上池添が強引にタイトルをもぎ取ってしまうかもしれない。
以上の4頭から勝ち馬が出るんじゃないかなーと。
なお、マカヒキは京都記念のパフォーマンスを見るに、ちょっとこの人気だと買えないかなと。
直線ここから伸びてぶっちぎるかという手応えにも関わらず、スマートレイアーに力負け。ミッキーロケットが出遅れていなければ4着に敗れていたと思われ、休み明けの前哨戦にしてもちょっとなと。
まあ復活したらそれはそれで少し嬉しくもなりそうだが。
叩き2走目だとやたら好走するステファノスも怖いが、昨秋の毎日王冠と違い、こないだの金鯱賞では直線スムーズに出したにも関わらず伸びきらなかったところが気になり、今回のメンバーの中では選外にしておいた。
枠もこの馬にはあまり良くないかと。
キタサンより前に行くであろう馬ではマルターズアポジーばかりに注目が集まる中、地味に粘り強く、まだ4歳で伸びしろがあると思われるロードヴァンドールにささやかな期待を抱いてみたい。
さあ、どうなるか。