ザ・正月

元日は実家でおせちお雑煮パクついて、お屠蘇代わりのビールやらで良い気分になって、正月番組眺めたり、姪っ子甥っ子とじゃれ合ったり。

夜も更けてきたら、兄と、年齢の近い従兄弟二人と卓を囲んでジャラジャラとブロック遊び。チーだのポンだのと楽しすぎるひとときを過ごす。
この恒例となっている親戚麻雀を始めた頃は、チーム若者って感じの四人だったが、いつの間にやらすっかりチーム中年。昔のように朝方までとはいかず、3半荘ばかり興じてまだ夜は長いが体力が持たぬと終戦。
ハコ下寸前まで追い詰められてからの親倍炸裂があったりとか、断么一盃口のテンパイするも一手変わりの三色まで伸ばそうとしたところ成し得ず流局とか、何だか自分の馬券傾向とも似通う部分があるなぁと、これまでとは違った興味深さもあったり。
結果はチョイ負け。反省を馬券の方にもフィードバックできれば、この敗戦も無駄にはなるまい。

2日はごろ寝しながら箱根駅伝やら眺めて過ごし、ああ自分も市民ランナーの端くれとして、気持ちだけでもこの若者たちに負けないようにせんとなあとか思いつつうたた寝。
今年はどの学校にも山でぶっちぎる選手(あの呼び名はあまり好きじゃない)が不在ということもあり、1位の青山学院と2位の早稲田が33秒の僅差。青学の大ブレーキを期待しなくても十分に逆転可能な状況での復路スタートということで目が離せない。

午後は近所の神社に初詣。3歳の甥っ子にお参りの所作を教えながら自分も詣でていたため、肝心の願い事はうわの空となってしまい、折角の神頼みも効果半減となってしまったかも。
さしずめマネージャーとの初詣のつもりが、矢部くんとの初詣になってしまったとでも言ったところか。

気を取り直しておみくじを引きにいく。
何だか最近テレビでおみくじやお守りはお参りの前に買うべきものだとか、おみくじは何回引き直しても良いとか言ってたそうだが、少なくとも後者については商魂の逞しさしか感じない言い分だなぁと。
そのうち、そこら中の寺社が引き直し目当てで凶の割合を増やしたりしたら、まさしく神も仏も無い世の中だなぁと。

元よりこちとらおみくじ歴30余年にして、一度も大吉をひいたことがないという類稀なる逆運の持ち主。とりわけ子どもの頃より頻繁に来ているこの神社のおみくじには小吉か末吉しか入ってないんじゃないかと密かに疑っている。
今さら何が出たところで100円以上は一切払わないぞと気合を入れて引いた竹棒に書いてあった数字は十三。おいおい縁起悪いじゃないのとテンション下げつつ受け取った紙片。

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あったんですね。普通に。

それにつけても、今年から本格的に競馬に取り組みなさいという神様からのメッセージを頂戴するとは。

夜はまた子どもらと遊び、戯れる。
姪っ子たちは10歳牝、7歳牡、3歳牡の3姉弟。それぞれ自分と2人のときは割と静かに遊んでくれるのに、他の兄弟がやってくるとギャーギャー騒ぎ出し手に負えなくなる。
こちらは年に数度の機会だから良いものの、親は常時家庭がこの状態だとか、考えるだに途方にくれるものがある。子育ってつくづく膨大なエネルギーを要するんだなぁと。
もちろん自分だってかつて子どもだったわけで。親へ感謝するのは当然として、本来なら次の世代に繋ぐ形で返していかねばならないんだろうけど、今のところそれが叶いそうな状況でないのが歯がゆくて申し訳なくて。

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今年は良い一年にしたいもの。いや、なるように努力せねば。
その傍らで恐縮なのですが、何かのご縁でこのブログを目にしてくださっている方々にとっても良い年になりますよう、祈念いたしております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。