文章を書くのが下手くそで困る

まあ文章力そのものにも決して自信はなく、たまに読み返してはその稚拙さに汗顔の至りなのだが、それはもう個性と開き直ることとして、それよりも何よりも書くのにやたら時間がかかってしまっていけない。

たとえば前回のこの記事。

bakenbaka.hatenablog.com

 何しろくそ長い。書き始めたときは1,000字程度の想定をしていたのだが、その倍ほどの分量になってしまっている。

それも、ついつい楽しくて筆がノッちゃって、とかではなく、苦吟しながら懸命に書き連ねているうちに思ったより長くなってしまった有様。

そして上記の記事を書き上げるのに3時間以上かかっている。何か他のことをしながらの3時間ではなく、書くことを決めた後にがっつり執筆だけに取り組んでの3時間。
お前は、これほど膨大な時間をかけるだけの価値があるものを送り出しているのかと自問する声が聞こえてくるが、その問いに向き合うことはできず、ただただ無視。

かつて劇団もどきの集まりで活動し、脚本めいた文字列を書いていた頃も、文章量の見立ての甘さと遅筆ぶりは巨大なネックとなっていた。
1時間そこそこのこじんまりとした作品を書くつもりが、〆切日を迎えても書き上がらず、気付いたらどんなに早口で演じてもらっても上演時間3時間は優に超える大作になってしまったなんてこともザラだった。
根本的に物を書くのに向いていないのかもしれない。何らかの障害を抱えているのではないかとさえ思える。

こうなってくると、段々執筆に取り掛かるのが億劫になってくる。
書きたいことはあれど、なかなか書き始めることができない。どうせ苦しい思いをして、膨大な時間がかかるとわかっているので気が重くなってくる。

どうしようかなと逡巡しているうちに、極力毎日更新しようと心に決めていた筈のブログを丸2日放置してしまったり。
ブログなんてものはメシの写真でも撮って、まいうーとかンマーイとか書いておけば良いのかもしれないが、それはそれでセンスが必要であり、自分に向いているとは思えない。

とりあえず今日のところは、今後書こうかなとぼんやりとではあるが構想しているテーマだけ列挙することでご容赦いただきたい。

・自分が新海誠作品を観に行きたいと全然思わない理由(回顧による「秒速5センチメートル」感想)

・個人的有吉弘行が付けたあだ名ベスト5

・かつて松本人志は神だった

・発毛剤とかダイエット食品とかサプリメントってズルい

・カフェの店員に恋した男の話(創作)

ドラえもんひみつ道具を一つもらえるとしたら?

・僕の女性遍歴(経験人数は片手で足りる、ていうか指一本で足りるという話)

こんなところだろうか。いや、今思いついたものも混ざっているけれども。
まあこのうちどれだけ実現できるかはわからないが、もし興味を惹かれてくださったものがあれば乞うご期待ということで。

お前は人様に期待されるような文章を書いているのか、また期待してくださる方がいたとしてそれに応えられるのか。
どこかからそんな声が聞こえてくるけど、無視。

書くのは苦しい。でも何か書きたいんだ。