2022 葵ステークス・目黒記念 感想戦

ダービーウィークを彩った重賞ふたつ。

まずは、今年からグレードの付いた若駒たちの短距離戦。

◆葵ステークス

【着順】
⑦ウインマーベル
⑥コムストックロード
⑬ブレスレスリー
⑫ウインモナーク
⑨カイカノキセキ

短距離重賞としても速いペースとなり、中団前よりで先行馬たちを見ながら良いリズムで走っていた1番人気ウインマーベルが抜け出し、そのまま他馬を寄せつけず勝利。
初勝利まで6戦を要した苦労者が5月にリステッドと重賞を連勝とか、出資者やPOG指名してる人はさぞかし喜んでいることでしょう。

激しい叩き合いとなった2着争いは伏兵のコムストックロードが制する。
ウインとビッグレッドのワンツーに、何だか夏の匂いを感じたり。

 


そしてダービーデイを締めくくるのは長めに走る古馬たちの戦い。

◆目黒記念

【着順】
②ボッケリーニ
⑧マイネルウィルトス
⑯ウインキートス
⑨ディアマンミノル
⑫ラストドラフト

さすがに昨年ような前半ほぼキャンター(言い過ぎ)からの超絶上がり勝負という馬鹿馬鹿しくなるようなレースにはならなかったものの、目黒記念らしくゆったりとした流れに。

逃げ粘るマイネルウィルトスを、好位から出てきたボッケリーニが捉えきる。GⅡGⅢで常に好走する優等生がトップハンデをものともせずに強い勝ち方を見せた。
長らく重賞勝ちから遠ざかっていた池江師も、この3月から3ヶ月連続の重賞勝ちをおさめ、週末の安田記念にも楽しみな馬が出走。同級生のレジェンド騎手に負けじと再びトップトレーナーに躍り出るかどうか。

横に並んだ2着争いは、マイネル→ウイン→ミノルの順番に入線。こちらもほのかに夏の香り。
4歳馬が揃って奮わなかったのがちと残念。巻き返しに期待したい。

なおこちらの馬券の方は、まず6頭に絞り、わからんから点数多いけど3連複ボックスでいいかと思っていたところ、現地の熱気に当てられ、いや20点なんてシャバイこと言ってないで絞らにゃあかんと、マカオンドールなぞを軸にしてしまった次第。
結果、ヒモは1〜4着まで入って、軸は吹っ飛ぶお決まりのパターン。1万4千円の配当付いてるのを歯噛みして見つめたのでした。


祭典が終わり、新たなシーズンへ。
気合入れて臨もう。