2022 オークス 感想戦

またあっという間にやってきた、この一年の集大成の季節。まずは牝馬たちの世代頂点を決める戦い。
当日の未明ぐらいまで雨に見舞われ、どうなることかと思われたが、青い空と白い雲の下、芝も良好な状態で迎えられたのは喜ばしい限り。



晴れ舞台に立つ18頭の乙女たちに拍手を贈り、そのうち1頭がレース前に脱落してしまったりはしたものの、約束の刻が来た。

◆オークス

◎②スタニングローズ
◯⑥サークルオブライフ
▲⑪ベルクレスタ
△⑬パーソナルハイ

【買い目】
複勝 ②
馬連・3連複 ②⑥⑪⑬

ボックスでもこの顔ぶれなら妙味十分の馬連・3連複の他は、本命の単勝と本命から流したワイドでの勝負とするつもりだったのだが、リスクとオッズを天秤に掛けてその分を複勝に切り替える。
相手に⑥含めたワイド何点か買うぐらいなら、本命来て相手無しパターンへのリスクヘッジもできるこちらの方が賢明でしょうと。もちろん馬連・3連複とのダブル・トリプルで配当跳ね上がる目も。

 


【着順】
⑱スターズオンアース
②スタニングローズ ◎
⑧ナミュール
⑮ピンハイ
⑯プレサージュギフト

放馬からの馬体検査で15分も待たされ、グリチャの録画予約を15:55までしかしていない当方は若干気もそぞろにファンファーレを聞くことに。
馬たちにも少なからず影響があったか、何となくバラッとしたスタートになる。

その中で1番人気のサークルオブライフは出遅れた上に、③④と⑦が両サイドからヨレてきて前方をカットされてしまう。待たされたのみならず⑤不在の影響がこんな形で出るあたり、この日は彼女の日ではなかった模様。
腹を括って最後方からの競馬に徹したのかと思ったが、鞍上と調教師のコメントからするとレース前に疲弊しており行き脚がつかなかったらしい。過去何頭もいたように、このまま二度と力を発揮できずに終わるなんてことにはならないよう願いたい。

レースの方はニシノラブウインクが意表の逃げ。独断でそんなことやる鞍上でなし、陣営かオーナーの指示であろう。
パーソナルハイ、アートハウスが続き、こちらの本命スタニングローズもスタート良く好位集団につける。(アートハウスのヨレる方向が逆でなくて良かった)

どスローというほどではないが、かなりゆったりとした流れでまわってきて、直線の脚比べ。
道中は内枠を利してロスなくまわり、コーナー抜けると自然と外側に持ち出していたレーン騎手は最高の仕事をやってのけたが、中団待機だったスターズオンアースが外から迫ってくるや、並ぶ間もなく抜き去られてしまう。
桜花賞馬強し。考えてみれば当たり前のことかもしれないが、その前までは結構負けていたことや、パールコードへの想いがあったにせよ川田が選ばなかったことから、この舞台は向かないのかなと不当に低く見ていてしまった節も。

勝ち馬と同じような位置から内側に進路をとったナミュールが伸びてきて3着に入り、桜花賞1番人気だったのは伊達ではないとアピール。
こっちは復調さえしてれば怖いなと、5頭目の買い目として入れるかどうか悩んだ一頭だった。


結果として、アタマではなく相手もいなかったことから、複勝勝負に変えたのは大正解。自分の中で勝利宣言して差し支えないラインの、全投入額(5,000円です)の4倍増しの払戻しをゲット。

とはいえ、本命と桜花賞馬との馬連で8,000円以上ついていたり、プラス買い目に入れるか悩んだナミュールとの3連複が2万馬券近いのを見ると、もちっとでっかい果実を得られる道もあったのかなぁと。
まあ、単勝やワイドに拘って外れてしまうよりはずっと良かったが。

ちなみに、帰宅して録画を観たところ、やはりスタート直後にぶっつりと切れていた。哀。


それはさておき、いよいよ次は競馬の祭典。
一年間で最も特別な日に、どでかい喜びを得られますように。