2020 函館スプリングステークス・ユニコーンステークス 感想戦

春のGⅠシーズンもいよいよ終幕が近づいている。
この月曜日などは天気がぐずついているのみならず、梅雨冷えといった気候で、いっそう物悲しさを感じ入ってしまったり。

週中の帝王賞、週末のグランプリへと挑む前に、まずは先週の振り返りなどしようものなら、ますます物悲しいのはどうしてだろう。

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◆函館スプリングステークス

◎⑥ダイアトニック
△⑧シヴァージ
☆⑫グランドボヌール
☆⑮メイショウショウブ
☆⑯ダイメイフジ

【買い目】
3連複 ⑥⑧⑫⑮⑯
ワイド ⑫⑮⑯

【着順】
⑥ダイアトニック ◎
⑯ダイメイフジ ☆
⑩ジョーマンデリン
⑨フィアーノロマーノ
⑧シヴァージ △

ダイメイフジが逃げ、一番人気ダイアトニックが少し開けて番手で追走。
いくらかペースは流れていたとはいえ、その番手の馬にコーナー抜けて直線入ったところでどの馬も2馬身以上後ろにいるようでは、函館の短い直線で捕まる筈もなく。
前の2頭が順番入れ替えてゴールイン。まあ必然の結果だったのでは。

先行馬の前残り狙いは良かったのだが、欲張らず馬連でいくべきだった……本命から流そうと何故思えなかったのか。
遅きに失して掲示板までのシヴァージの姿を見て肩を落とす日曜の午後。いつもこんなや。

 


続く東京メインを、勢い余ってろくな検討もないまま買うなんてマネをしなかったことがせめてもの成長だろうか。

◆ユニコーンステークス

【着順】
⑯カフェファラオ
①デュードヴァン
⑥ケンシンコウ
⑪サンダーブリッツ
⑮キタノオクトパス

同舞台でのフェブラリーSなどでしばしば見られる、ハイペースで前が保たず後方から末脚に賭けた馬が優勢の展開になる。その中で一際違いを見せたのは最内枠のデュードヴァン。後方から、かつて厩舎の看板だったノンコノユメを彷彿とさせるような末脚を炸裂させ見事勝利。
……となる筈だった。一頭の規格外さえいなければ。

カフェファラオは大外枠から番手にとりつきレースを進め、これまた有力馬のレッチェバロックはじめ先行馬たちが次々脚色鈍くなる中、一頭だけむしろ加速するような勢いで伸びていく。いくら後ろから速い上がりを使おうとも、これでは影を踏むこともできない。
5馬身差圧勝に、またこのレースから大物が出てきたというゾワゾワ感を覚えずにはいられない。しかも今年はケンタッキーダービーが秋に開催されるとのことで、そちらに向けての期待も高まっているとか。(まあ渡航に関してはレースどうこう以前の不安も大いにあるが)
できれば年末の中京、年明け2月の府中といった大きな舞台で見たいところだが、果たしてどうなるか。


このように、買ったレースで肩を落とし、買わなかったレースで大興奮。なお米子Sは買って全くの問題外。函館と違って叫ぶことすらできず。

やっぱ今年も夏の間はひと休みしとこうと決意する週末になったのであった。