2020 阪急杯・中山記念 感想戦

御多分に漏れず、自分が労務を提供している企業も営業活動がストップすることになったものの、自分の部署は諸々の対応で却って忙しくなりそう、それでいて毎月の業績手当は間違いなくカットされるだろうという状況。

まあしゃあないこととはいえ、甚だしくつらみちゃんであることは否めない。せめて競馬ぐらいはパーンと景気良く的中祭りといきたいのだが。

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◆阪急杯

【予想】
◎⑪ロジクライ
◯②ライラックカラー

【買い目】
単複 ⑪
馬連・ワイド ②ー⑪

【着順】
⑭ベストアクター
⑥フィアーノロマーノ
③ダイアトニック
⑱スマートオーディン
⑦ステルヴィオ

穴は前から開くと期待したロジクライは、先行できず中途半端な位置どりから、まったく伸びずにブービー負け。
かつて強かった人気薄が激走して穴を開けるというのが昨今のトレンドかと思っていたが、残念。年齢と近走の内容を見るにさすがにもう重賞級では厳しいと判断すべきだろうか。

降着で順位の入れ替わりなぞあったものの、直近の重賞で結果を出していた人気馬がちゃんと強かったが、それらを交わしきったのは連勝でOP入りしたばかりの6歳馬。関西輸送どころか右回りも初めてでの一発回答。
年齢を重ね斜陽を迎える馬もいれば、こういう遅咲きの強者も出てくるから競馬は面白い。

 



◆中山記念

◎③ダノンキングリー
◯⑦ラッキーライラック
△⑧ウインブライト

【買い目】
馬単 ③→⑦
3連単 ③→⑧→⑦

変な買い方であるが、当初はダノン→ラッキーの馬単一点で行こうかと思っていたところ、鞍上が替わろうが斤量が重かろうが、中山と香港では四割増かもしれないウインブライトの割り込みはあるかなと。
だがキングリーまでは届かないであろう、またラッキーは3着は外さないだろうとの判断のもとの買い方。

【着順】
③ダノンキングリー ◎
⑦ラッキーライラック ◯
④ソウルスターリング
①インディチャンプ
⑤ペルシアンナイト

テンはゆっくり目で、道中さほど緩ませず淡々と刻むという、2〜3年前のマルターズアポジーなら着内に粘っていたかもしれないと思わせる逃げを打つ。

それ即ち、今回は出遅れることもなく好位につけたキングリーにとっては、さほど苦もなく前をつかまえられる流れだったか。直線グングン伸びて先頭に立ち、そのまま伸び続けて完勝。
典さんも興奮気味に語っていたように、間違いなくGⅠを取れるだけの器。まあ実際に取れるかは最後はほんの少しの運による巡り合わせなのでわからないが、大いに期待できる一頭であることは間違いない。

逃げ馬についていたソウルスターリングが低人気を覆す頑張りを見せ、中団から伸びてきたラッキーライラックにつかまったものの堂々3着。
若き日はリスグラシュー・ディアドラ・モズカッチャンらの上に君臨していた女王の有終の美に惜しみない拍手を贈っていたところ、もう一走走らせたいと調教師が表明。嬉しいような拍子抜けのような。

ラッキーライラックとともに伸びてくるように見えたインディチャンプは終盤で失速。距離やね(アンカツ風)


とうわけでこちらは馬単ゲット。

初志を貫徹して馬単一点にしとけばなあ……とか、買った当初よりだいぶ落ちたオッズを眺めてぼやいたり。


年明け以降ボウズ続きだったのが、ここ数週間は少しずつ上向いてきた感。
ぼちぼちズバッと読みが決まり、買い方もバッチリ、配当もウハウハという会心の一撃を決めたいところ。
(返す返すも京都牝馬Sで幸が3着来てれば……)

世の中にも、自分自身にも、春はもうすぐそこだと信じたい。